お腹の赤ちゃんはなぜ毎日しゃっくりする?早い胎動はしゃっくり?

胎動を感じ始めた妊婦さんも、まだお腹の赤ちゃんの存在を感じられない妊婦さんであっても、「赤ちゃんはお腹の中で何をしているのだろう」と疑問に思うことがありませんか?

赤ちゃんは、お腹の中でただ寝ているのではありません。

いろんな動きを見せてくれます。

赤ちゃんはお腹の中で何してる?泣かないのはなぜ?」にも書きましたが、胎児の行動一つ一つにはちゃんと理由があり、外の世界で生きるためには大切なことを学んでいるのです。

そんな胎児が行っている外の世界に適用するための訓練の一つが「しゃっくり」。

いったい赤ちゃんのしゃっくりにはどんな意味があるのでしょうか?

毎日しゃっくりが出ていても、赤ちゃんは苦しくないのでしょうか?

そこで今回は「お腹の赤ちゃんのしゃっくりの意味」や「しゃっくりの胎動の特徴」についてご紹介して行きます。

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お腹の赤ちゃんがしゃっくりするのはなぜ?

一般的に、私達がしゃっくりを行うのは「横隔膜が刺激され、横隔膜が痙攣するから」だと言われています。

例えば、急いで食事をした時にしゃっくりが出やすいのは、食事によって食道や胃が動き横隔膜が刺激されるからです。

他には、中枢神経が刺激されるとしゃっくりが止まらなくなりますので、例えばアルコールを飲んだ後や、脳の病気なども原因の一つとして考えられています。

ではお腹の赤ちゃんの場合はどうでしょう。

産まれる前の赤ちゃんのしゃっくりは「肺呼吸を学ぶための行動」だと言われています。

ご存じのように、赤ちゃんはお腹にいる間「胎盤」を通じて酸素を体内に取り込んでいますから肺呼吸は行なっていません。

ですから、産まれてすぐに肺呼吸を開始するための練習として「しゃっくり」が必要なのです。

また、「ママが冷え性だと、お腹の子はしゃっくりが多い子になる」なんていう話を聞いたことはありませんか?

この話に医学的根拠はありませんが、実際に妊娠中の体は冷えやすく、「冷えは万病のもと」と言われるほどですから、妊婦さんを冷えから守るためにこのように言われているようですね。

お腹の赤ちゃんのしゃっくりはいつから?胎動の特徴と回数は?

お腹の赤ちゃんがしゃっくりをし始める様子は「妊娠10週くらい(妊娠3ケ月)」から見られるようになりますが、まだ赤ちゃんのしゃっくりはママには伝わって来ません。

赤ちゃんがしゃっくりしている様子を感じ取れるようになるのは、胎動を感じ始める「妊娠20週(妊娠6ケ月)以降」が目安です。

しゃっくりの胎動の特徴は「ピクピクとした、早くて規則的な弱い動き」ですが、「痙攣」のように感じるママもいるようです。

胎動の中でもしゃっくりの動きはわかりやすい上しばらく続くため、お腹に手を当てればパパでも感じ取ることができます。

お腹の赤ちゃんがしゃっくりをする回数は、1日に5~6回程度です。

もちろん個人差がありますので、もっとしゃっくりをする赤ちゃんもいます。

お腹の赤ちゃんのしゃっくりが長い、もしくはとても早いリズムだったりすると「赤ちゃんが苦しいのではないか」と心配になるママも多いようですが、基本的にはお腹の赤ちゃんはしゃっくりで苦しい思いはしないので安心してください。

また、妊婦さんの中には「しゃっくりが気になって眠れない!」という方もいらっしゃいますが、「赤ちゃんが一生懸命呼吸の練習をしているのだ」と思って乗り切りましょう。

逆に、赤ちゃんのしゃっくりを感じ取れなかったり、しゃっくりの回数が少なかった場合、「赤ちゃんの成長が遅れているのでは」と心配になるママもいらっしゃるようですが、この場合も問題ありません。

胎動の感じ方には個人差が大きいですし、もしかしたらママが寝ている間にしゃっくりをしているのかもしれませんよ。

「普段感じていた胎動が、急になくなった」といったケースでない限り、大きな心配いらないようです。

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しゃっくりでお腹の赤ちゃんの位置がわかる?

赤ちゃんというのは、お腹の中で自由に動いています。

特にまだ体が小さい時期であれば、子宮の中をくるくると動き回りいろんな位置に移動しています。

そのため、赤ちゃんの位置は日によって全く異なりますから、しゃっくりを感じる位置も様々です。

しゃっくりを感じる場所として多いのは、ママの「おへそ周り」や「恥骨」の周辺ですが、かなり下の「肛門近く」や「お尻の周辺」で感じることもあるようです。

お尻の辺りに胎動を感じるなんて、ちょっと驚いてしまいますね!

そして「妊娠後期」に入ると、お産に向けて赤ちゃんは頭を下にした状態に定まって来るようになります。

ですから「おへそよりも上方」でしゃっくりを感じます。

もしも、妊娠後期に入って「膀胱付近」でしゃっくりを感じた場合は「逆子」の可能性があると言われていますが、しゃっくりの位置だけで逆子かどうかを判断することはできませんから、検診の際に医師から逆子の指摘がなければ基本的には問題ないはずです。

仮にもし逆子だった場合でも、ほとんどの場合自然と正常の位置に戻るそうですし、逆子を治すための方法(逆子体操など)もありますので、過度な心配をせず医師の指導に従うようにしましょう。

(「胎動で膀胱を蹴られるのは逆子だから?逆子を治すには?」「帝王切開を避けるために逆子はいつまでに治すべき?」「逆子でイライラ?逆子が治らない理由は?」に関連記事を書いています。)

おわりに

お腹の赤ちゃんのしゃっくりというのは、案外頻繁に感じられるものですよね?

私もお腹の我が子がしゃっくりを始めると「気になってしまうタイプ」でした…。

赤ちゃんのしゃっくりを止める方法はありませんが、赤ちゃんのしゃっくりが多い場合はママの体が冷えているサインかもしれませんから、湯船に浸かったり、温かい飲み物を飲んでみてはいかがでしょうか?

きっと、しゃっくりをすることによって、お腹の赤ちゃんがママに「ママの体が冷えているよ」と知らせてくれているのかもしれませんよ!

妊娠中はしゃっくり一つでもついつい過敏に考えてしまいがちですが、できるだけゆったりとした気持ちで過ごして下さいね。

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