妊娠中の【全身】のかゆみの対処法は?  

妊娠してから、

「かゆみがひどくて夜眠れない!」

「湿疹など出ていないのにとにかく全身がかゆい!」

「じんましんみたいにプツプツ赤く腫れてかゆい!」

「眠っている間にかきこわして出血していた!」

なんてことはありませんか?

実は、かゆみに悩まされる妊婦さんは多いのだそうです!

私はもともと全身乾燥肌なので、妊娠中でなくても冬などはかゆみがありましたが、妊娠中は特にお腹まわりがかゆくなり、肌が真っ赤になるまでかいてしまうこともありました。

なぜ妊娠すると肌がかゆくなるのでしょうか?

かゆみを抑えるための対処法はあるのでしょうか?

今回は「妊娠中の肌のかゆみの原因」と「薬を使わない対処法」についてご紹介して行きます。

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妊娠中の肌のかゆみの原因と症状は?

妊娠すると肌がかゆくなることがあります。

なぜそういう症状が出るのかについて、詳しいメカニズムはまだはっきりしていないようですが、考えられる要因の一つに「妊娠後のホルモンバランスの変化によって肌質が変わる」ことが上げられます。

特に乾燥肌へ変化してしまうと、湿疹ができやすくなったり、かゆみが生じやすくなる傾向にあります。

また、肌の症状やかゆみが出る時期には個人差がありますので、かゆみの症状についていくつかご紹介します。

<妊娠性痒疹>

じんましんのような発疹が全身にあらわれる「妊娠性痒疹」。

初産よりも経産婦に多い症状で、妊娠3~4カ月くらいに出ることが多いようです。

<多形妊娠疹>

「妊娠性痒疹」と症状が似ていますが、初産の妊娠後期に、腹部を中心に発疹の症状が出たり、発疹同士がくっついて赤味が地図のように広範囲にわたることもあります。

別名「PUPPP」とも呼ばれます。

<妊娠性掻痒症>

発疹などの症状が全く出ていないのに強いかゆみが起こります。

そのほかにも「妊娠性疱疹」「妊娠性肝内胆汁うっ滞症」などもあります。

また、妊娠前からのアトピー性皮膚炎を患っていたり、アレルギーなどで湿疹やじんましんが起こりやすい方、敏感肌の方、乾燥肌の方であれば、妊娠中に症状が悪化することもあります。

いずれの場合も、妊娠期特有のものであれば、産後に回復して行くでしょう。

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肌のかゆみ対策は〇〇時の工夫が大事!

妊娠中のかゆみは、ある意味「仕方のないもの」ですが、かゆいのは辛いですよね?

かゆみの症状が悪化しない方法はあるのでしょうか?

肌のかゆみを軽減するためにまず行って頂きたいことは「肌の乾燥予防」です。

妊娠中は肌が乾燥しやすく、肌が荒れやすくなります。

肌が荒れると「肌のバリア機能が低下」して肌にトラブルが起きやすくなり、かゆみの原因になってしまうからです。

さらに肌が乾燥していると「肌を回復させる機能」も低下しますので、なかなか肌トラブルが改善されず、むしろ悪化してしまう可能性があります。

ですから、妊娠中は肌が乾燥しない工夫が必要です。

肌の水分が奪われやすいのは「入浴時」です。

そのため、入浴時にちょっとした工夫をしてみましょう。

例えば、

・強くこすり洗いをしない

肌に刺激の少ない洗浄剤を使い、泡で優しく洗う

・洗う時に使うタオルも、肌にやさしい材質のものを使う

・水分を拭く時は肌をこすらず、上から押さえるようにする

と肌への負担を軽くすると、乾燥肌やかゆみの軽減につながるでしょう。

また、夕方から夜にかけて熱いお湯のお風呂に入ると、温度差によって「自律神経のバランスに変化が起きてかゆみが増す」ことがあるそうです。

寝る前に入浴するときは、ぬるめのお風呂に入り、長風呂は控えましょう。

(「妊娠中に【お腹】がかゆいのはなぜ?」に関連記事を書いています。)

妊娠中の保湿対策!クリームとオイルの違いは?

乾燥肌を防いでかゆみを軽減するには、肌の保湿が欠かせません。

入浴の後や、肌のかゆみが気になるときに保湿剤を使用している方は多いと思いますが、肌の状態や使い心地の好みで「クリーム」と「オイル」を使いわけるといいですよ。

保湿力が高いクリームとオイルですが、その違いは「含まれる水分量」です。

クリームには水分が入っていますが、オイルには水分は含まれていません。

肌が敏感な妊娠中は、油分100%の「オイル」の方が余計な成分が入っていないのでお勧めです。

オイルのべたつきが気になる方は、低刺激でさらさらしているホホバオイルが使いやすいでしょう。

クリーム派の方であれば、肌の内部まで浸透するタイプのものがお勧めです。

かゆみにはジェルがお勧め?

一方、暑い季節や湿疹が出ているとき、かゆみがひどい時は、クリームやオイルを使用すると熱がこもり、かえってかゆみが増すこともあります。

そんな時は「ジェルタイプ」のものが使いやすいと思います。

ひんやりした使い心地のジェルタイプであれば、かゆみの軽減に役立ちます。

抗炎作用のある『精油をブレンドした妊婦さんでも使えるジェルタイプ』 の商品もありますよ。

ただし、アトピー性皮膚炎やアレルギーのある方は、体質にあわない精油もあるので、使用前は必ずパッチテストを行って下さい。

肌のかゆみに妊婦さんでも使える薬はあるの?

妊娠中は、できる限り薬の使用を避けたいと考えている妊婦さんがほとんどだと思います。

「薬を避けたい」という気持ちはよくわかりますが、もし、

・妊娠性痒疹

・多形妊娠疹(PUPPP)

・妊娠性掻痒症

・妊娠性疱疹

など、上記で紹介した疾病を発症している場合は、強いかゆみによって日常生活に支障を来すこともあるでしょう。

例えば、強くかき壊すことで傷口が炎症を起こしたり、雑菌が入りやすくなるだけでなく、かゆみで眠れない日が続けば体調不良の大きな要因にもなります。

まれに、かゆみの原因が「妊娠性肝内胆汁うっ滞症」のような内臓疾患から来ている場合もあります。

もし、肌の保湿ケアをしても改善が見られない場合は、病院で診てもらうと安心ですね。

妊娠中でも使える薬もありますので、かゆみから解放されて、マタニティライフの質が上がるのであれば、薬をうまく利用することも大切です。

おわりに

私も妊娠中のかゆみには悩まされましたが、特にお腹が大きくなるについてお腹周りのかゆみがひどくなりました。

そしてかゆみと同時に妊娠線も出てきましたよ。

お腹周りのかゆみは「妊娠線ができる前兆」とも言われていますので、妊娠線ができないよう、日頃から保湿効果の高いクリームで全身のケアをしておくことをお勧めします。

かゆみの原因が「妊娠」である以上、出産するまでかゆみは続くと思われます。

好きな保湿剤を見つけて、楽しみながら、そして癒されながら肌のケアができるといいですね!

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