妊娠中に「耳が痛い」「かゆい」原因と対処法は?

妊娠中は、耳の異変を感じることがたびたび起こります。

例えば、

・耳が痛い

・耳がかゆい

・耳が詰まる

・耳が遠くなる

・自声が響く

・めまいがする

・耳鳴りがする

など。

「妊娠」と「耳」って、まったく関係ないようで、実は関係があるのだそうです!

特に、妊娠中に耳が痛くなったりかゆくなったら、「このまま放置していいものなのか」「急いで耳鼻科へ行くべきなのか」迷いますよね?

今回は「妊娠中の耳の痛みやかゆみの原因と対処法」について調べてみました。

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妊娠してから耳が痛い!その原因は?

妊娠中というのは体調の変化が著しいときですが、実は耳にも異変が起こることがあります。

特に耳が痛くなる妊婦さんが多いようですが、「痛み」というのは気持ちを不安にさせますよね?

なぜ耳が痛くなってしまうのでしょうか?

考えられる原因はいくつかありますのでご説明します。

急性中耳炎

子供がかかるイメージのある中耳炎ですが、中耳炎は大人でもかかります。

中耳炎というのは、耳の中耳という部分にウイルスや菌が感染し、鼓膜が炎症を起こし腫れてしまう疾患ですが、中耳炎の主な症状に「耳の痛み」があります。

その他、耳のかゆみ、発熱、耳垂れ、めまいなどの症状も見られます。

風邪を引いているときに耳が痛くなったら急性中耳炎の可能性が高いと考えられます。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)は、中耳に滲出液が溜まる疾患です。

滲出性中耳炎は、急性中耳炎から移行するケースが多く、滲出性中耳炎を放置しておくと次第に耳が聞こえにくくなってきます。

滲出性中耳炎を発症しないために、耳が痛いと感じたら早めに適切な処置を行うことが大切です。

のどの炎症

のどと耳は近いため、のどに炎症が起こっていると耳が痛くなることがあります。

この場合は、のどの炎症が治れば耳の痛みもなくなるでしょう。

顎関節症

顎関節症になると、顎や歯が痛むだけでなく耳が痛くなることもあるようです。

顎関節症の場合、耳に疾患はないのですが、顎関節は耳の近くにあることから耳が痛いと感じるのだそうです。

妊娠中の耳のかゆみの原因は?

耳の痛みと同時に、強い耳のかゆみがある場合は次の疾患が考えられます。

外耳道炎(外耳炎)

外耳道炎は、耳かきなどによって耳の外耳道に傷がつくとそこから細菌に感染して炎症を起こす疾患です。

外耳道炎にかかると耳の痛みと同時に耳のかゆみが起こります。

このほか、耳垂れ、耳の詰まり、耳鳴りなどの症状も現れるそうなので、耳のかゆみとともにこれらの症状があれば外耳道炎を疑ってみましょう。

外耳道真菌症

外耳道真菌症は、外耳道に真菌(カビの一種)が繁殖することで起こります。

外耳道真菌症の特徴は強いかゆみですが、かゆみのあまり耳の中をかいてしまうと傷がさらに広がり悪化してしまいます。

耳が異常にかゆいときは無理にかかず、耳鼻科を受診しましょう。

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妊娠中は耳の疾患にかかりやすいのはなぜ?

耳に痛みやかゆみが現れたときは、何か耳の疾患にかかっている可能性が高いと考えられますが、実は妊娠中は耳の疾患にかかりやすいのです!

なぜなら、妊娠中は免疫力が低下しているから。

妊娠してから風邪を引きやすくなる妊婦さんは多いものですが、風邪をきっかけに耳の疾患を招いたり、ちょっと耳の中をひっかいただけで炎症を起こしてしまうのです。

(「妊娠中は免疫力が低下する?その原因は?」に関連記事を書いています。)

妊娠中の耳の痛みやかゆみを軽減するには?

妊娠中に感じる耳の痛みやかゆみは、時として強いストレスになります。

耳の痛みやかゆみを少しでも軽減するために、次のセルフケアを試してみて下さい。

1 冷やす

血流がよくなると神経が刺激され、痛みやかゆみを感じやすくなります。

冷やしたタオルや保冷剤などを使って、耳周辺を冷やすようにしましょう。

また、入浴や運動など全身を温めることは逆効果です。

2 上体を起こす

横になっていると、痛みやかゆみが強くなります。

できるだけ上体を起こすようにしましょう。

一般的に、中耳炎や外耳炎による耳の痛みやかゆみは1~3日ほどで治まってくるそうです。

軽症であれば自然治癒するため、数日であれば様子を見てもいいそうです。

ただ先ほど申し上げたように、妊娠中は「免疫力が低下」しているため、治るまで時間がかかったり、痛みやかゆみが長引く可能性があります。

痛みやかゆみが強い場合や、なかなか快方に向かわないときは耳鼻科に行くようにしましょう。

おわりに

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下によって耳の異常を訴える方が多くいらっしゃいます。

生理的なものであれば心配ありませんが、中耳炎や外耳炎は放置しておくと悪化する可能性がありますので注意が必要です。

中耳炎も外耳炎も同じように「痛み」と「かゆみ」が現れるため区別しにくいのですが、実は中耳炎と外耳炎の簡単な見分け方があるのです!

それは「耳を引っ張った時に、痛みがあれば外耳炎、痛みがなければ中耳炎」なのだそうです。

耳の痛みやかゆみの症状があれば、無理せず耳鼻科へ行くようにし(薬を使用するかは別として)耳の状態をチェックしてもらうと安心できると思います。

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