妊娠中に温泉たまごは危険!?その理由は?

毎日の食卓に欠かせない「卵」。

安くて、栄養満点で、メニューも豊富で、飽きずに食べることができる卵は、妊娠中の食生活に欠かせないものですよね?

私も含め、卵好きな方は多いと思いますが、妊娠中は、少し食べ方に気を付ける必要がありそうです。

よく言われるのは「妊娠中は『生卵』を控えましょう」ということです。

これは「生ものは食中毒の危険性がある」という理由からであり、よく加熱した卵を食べるぶんには心配いりません。

では、半生状態の卵である「温泉卵」は危険なのでしょうか?

今回は「妊娠中に温泉卵を食べるのは危険かどうか」について、ご紹介します。

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妊娠中の生卵は危険?

妊娠中は「生卵」を控えるように言われたことがありますか?

これは、生ものに付いている「サルモネラ」という細菌による食中毒を防ぐために、言われていることです。

サルモネラは、生ものや、加熱が十分に行われていない食品を食べることで、感染します。

生卵、生の肉類、低温殺菌されていない乳製品などがあげられます。

サルモネラに感染すると、半日~2日ほどで症状が現れてきます。

高熱、下痢、激しい腹痛、嘔吐などが起こり、症状は4~5日続くことが多いそうです。

妊娠中は薬による治療ができませんので、食中毒になっても自分で治さなければなりません。

これはとても大変なことです。

サルモネラの食中毒を防ぐには、しっかり加熱して食べることが大切です。

(「妊娠中にお寿司は食べてはいけないの?」や「妊娠中はチーズを食べてはいけないの?」に関連記事を書いています。)

半熟の温泉卵はどうなの?

では、生卵ではなく、半熟の「温泉卵」はどうでしょうか?

サルモネラを死滅させるには「60℃で20分程度の加熱」が必要です。

サルモネラは70℃以上では生存できず、100℃以上で加熱すれば、数秒で死滅します。

では、しっかり加熱をしない「温泉卵」にサルモネラは生存しているのでしょうか?

温泉卵は「65℃前後のお湯に30分」浸けて作ります。

ということは「温泉卵を作る際、サルモネラは死滅する」つまり「温泉卵にサルモネラはいない」と考えられます。

しかし「妊娠中でも温泉卵は安心して食べることができる!」と、喜ぶのはまだ早いですよ!

なぜなら、温泉卵の内部が、サルモネラが死滅する「60℃」まで達しているかどうかは、不明だからです。

大方、「温泉卵による食中毒の危険性は低い」と思いますが「ゼロではない」と言えます。

温泉卵に限らず、半熟の目玉焼きやとろとろのオムライスなど、十分に加熱されていない卵を食べる際は、このことを頭の片隅に置いて「食べるか、食べないか」を判断して下さいね。

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温泉卵だけではない!?見落としがちな「卵料理」は?

生卵には、サルモネラの危険性があるとは言え、日本の卵は洗浄されているため、安全性は高くなっています。

しかし、妊娠中は、免疫力や抵抗力が落ちているので、どうしても生卵を食べる際は、新鮮な卵を食べるようにしましょう。

「妊娠中だから、生卵はやめておこう」と考える人もいらっしゃるでしょう。

気を付けたいのは、生卵を食べなくても「生卵が使われている料理」を食べた場合、食中毒になるリスクが同じになってしまうということです。

例えば「手作りマヨネーズ」や「手作りシーザードレッシング」「カルボナーラ」「ティラミス」「手作りアイスクリーム」などに、生卵が使用されています。

実際に、これらの食品から、サルモネラによる食中毒が発生しています。

おわりに

私は卵料理が好きですが、特に半熟のオムライスが好きです!

もちろん、温泉卵も、半熟のゆで卵も、半熟の卵とじも、「半熟」が大好きです。

幸い(?)私は生卵が苦手なので、妊娠中も食べることはありませんでしたが、半熟オムライスは食べていたような気がします…。

日本では「卵かけご飯専用のしょうゆ」まで売られているほど、当たり前のように生卵を食べますが、海外では生卵を食べる習慣がないそうです。

生卵を食べるのは、世界でも日本人くらいなんだそうですよ!

私達が、例えば虫を食べる習慣のある国の人を「虫を食べるなんて!」と驚くのと同じように、外国人から見たら「日本人は生で卵を食べるなんて!」と驚かれているのかもしれませんね!

「食文化って面白いなあ」なんて思いながら、この記事を書いていました。

卵は栄養価が高く、料理にもお菓子にも調味料にも使える優れた食品です。

妊娠中だけでも「完熟」の美味しさを堪能してみるのもいいのではないでしょうか?

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