妊娠すると果物が食べたくなる?上手な果物の選び方は?

妊娠してから「無性に果物が食べたい!」という方はいらっしゃいませんか?

特に女性は「果物好き」な方が多いですからね。

実は私は、果物にはまったく興味がありませんでした。

そして今現在も、家族のために果物を買うことがあっても「自分のために果物を買う」ということはありません。

たまに、子供の食べ残しを食べたり、熟れ過ぎの果物を捨てるのがもったいなくて無理に食べる程度でしょうか・・・。

それほど、果物を食べる習慣がないのです。

しかし妊娠中は、味覚や嗜好が変わって、毎日のように果物を食べていました!

妊娠中の「食の変化」って、本当に不思議ですよね。

今回は、「妊娠中に果物が食べたくなるワケ」や「妊娠中の上手な果物の選び方」「妊婦さんへお勧めの果物と控えたほうがいい果物」についてご紹介して行きます。

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妊娠中は果物が食べたくなるのはなぜ?

妊娠してから、とにかく「果物っ!」が食べたくなりませんか?

また、妊娠前は果物など見向きもしなかったのに、妊娠をきっかけに「果物の美味しさに目覚めた!」という方もいらっしゃるでしょう。

実際に、妊娠してから果物やフルーツジュースを好むようになることはよく耳にすることです。

私自身、以前は果物がなくてもぜんぜん平気でしたが、妊娠中は毎日欠かせない食べ物となりました。

なぜ、妊娠すると果物が食べたくなるのでしょうか?

考えられる理由としては、妊娠初期のつわりの時でも「食べやすい」ということがあげられます。

また、妊娠するとホルモンの影響で体温が上がりますので、身体が熱く喉が渇いたとき「果物を食べるとさっぱりできる」ことから、妊婦さんに人気なのだと思います。

このほか、妊娠中は、おなかの赤ちゃんへ優先的に栄養(ブドウ糖)が送られるため、母体に必要な糖が不足がちになることから「甘い物を食べたくなる」ことや、吐きづわりや食べづわりで弱った胃腸が「消化の良い果物」を自然と欲するのかもしれません。

果物には、ビタミン・ミネラルなどのほか、胎児の成長に欠かせない「葉酸」も含まれていますので、妊娠中は、これらの栄養を摂取しようと「本能的に」果物が食べたくなるのかもしれませんね。

妊娠中の果物は太る?!果物の食べ過ぎはダメ?

妊娠中に果物が食べたくなるのは当然と言えば当然のことなのかもしれませんが、「果物は甘いから、太るのではないか?」「妊娠糖尿病の原因になるのでは?」と不安な妊婦さんがいらっしゃるかもしれません。

確かに、果物には「果糖」が含まれていますので、食べ過ぎれば太る原因となります。

しかし、果物の「果糖」は、砂糖よりも甘味が強いのに、「ブドウ糖と違って血糖値をあげにくい糖である」と言われています。

そのため、果物が糖尿病の直接の原因にはならないどころか、むしろ「適量の果物」は糖尿病の予防に効果的だとされており、日本糖尿病学会では果物の摂取を勧めているほどです。

さらに、果物は大部分が水分で、脂肪分などはあまり含まれていません。

そのため、ケーキやチョコレートのように「砂糖と脂肪の塊」のようなものと比べると「果物のほうが太りにくい」と言えます。

果物を食べる上で気をつけるポイントは「果物の摂取量」と「果物の選び方」です。

どんなに「体によい」とされるものであっても、食べ過ぎはよくありませんし、選び方によっては体調不良を招くこともあるからです。

妊娠中の果物の摂取量は?

お菓子を食べるよりは果物の方が断然お勧めですが、そうは言っても「食べ過ぎ」はよくありません。

妊婦さんが摂取すべき果物の摂取量は、1日200g程度と言われています。(妊娠前の体重や妊娠経過の状態によって異なります。)

果物「200g」の目安は、

◇りんご 1個

◇バナナ 2本

◇みかん 2個

◇キウイ 2個

◇いちご 15粒

◇グレープフルーツ 半分

◇梨 1個

◇ぶどう 1房

となります。

もし、果物以外にお菓子などを食べるのであれば、果物の量を減らすようにして下さいね。

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妊娠中は気を付けたい!上手な果物の選び方は?

果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの豊富な栄養が含まれていますので、基本的には食べたい果物を選べばいいと思います。

しかし、「上手な果物選び」をすれば、果物のメリットを最大限に取り入れることができるはずです。

果物を選ぶ・食べるときは、次の点に注意してみましょう。

<旬の果物を選ぶ>

果物を選ぶときは、旬のものを選んでみましょう。

旬の食物は、他の時期と比べて栄養価に優れていますし、美味しさも増しています。

また、季節の変動に合わせた人間の体のリズムを整える働きもあるのだそうです。

例えば、春の食物には、冬にため込んだ毒素を排出する解毒作用が、夏の食物には、強い日差しから身を守るための抗酸化成分が豊富に含まれているそうです。

秋の食物には、夏の暑さで疲れた胃腸を回復するために食物繊維が多く含まれていたり、冬の食物には、冬の寒さから身を守るエネルギー源としての糖(甘味)が多く含まれていたり、風邪やウイルスから身を守る免疫力をアップさせる成分が増しているのだそうです。

現代では、ほとんどの果物が季節を問わず出回るようになりましたが、果物の栄養やエネルギーを最大限に取り入れるためには、旬のものを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか?

参考までに、果物の旬をご紹介します。

◇春 いちご、キウイ、グレープフルーツ

◇夏 夏みかん、スイカ、さくらんぼ、ぶどう、マンゴー、メロン、パイナップル、桃

◇秋 りんご、柿、梨、ぶどう、いちじく

◇冬 みかん、はっさく、いよかん

<生の果物を選ぶ>

果物には、生だけでなく、缶詰やジュースなどの加工品もあります。

加工された果物の場合、砂糖や添加物が含まれているため注意が必要です。

もし、原材料に「ブドウ糖果糖液糖」(または「果糖ブドウ糖液」)と表示されていた場合、たとえ名前に「果糖」の文字が入っていても、これは人工甘味料であり、糖尿病の原因になるとも言われているキケンな糖分なので注意が必要です。

また、ジュースの場合は「果肉や皮の部分に含まれている栄養素や食物繊維が失われている」というデメリットもあります。

果物は、やはり生が一番だと思います。

どうしてもジュースが飲みたい場合は、「果物を丸ごと使う」あるいは「果汁100%で、砂糖などの添加物がなく、還元タイプではなくストレートタイプのジュースを選ぶ」ようにしましょう。

<ドライフルーツもお勧め>

ドライフルーツは、生の果物よりも栄養価が高く、甘味や旨味が凝縮されているため、少量でも満足感を得ることができます。

また、保存が効くことや、手軽に携帯できるのもメリットですよね。

ドライフルーツを選ぶときは、原材料をチェックして「漂白剤」「着色料」「甘味料」「酸化防止剤」などもの添加物がないもの、そして砂糖がまぶしてないものを選びましょう。

市販のドライフルーツは、フルーツ同士がくっつかないよう植物油でオイルコーティングされているものがほとんどですが、どんな油が使われているのかはわかりません。

質の悪い油である可能性も否定できませんので、できればオイルコーティングされていないドライフルーツを選ぶようにしましょう。

妊娠中にお勧めの果物と控えたい果物は?

お話してきたように、妊娠中は果物の選び方に気を付ければ、基本的に何を食べても構わないと思います。

しかし、妊娠中に特にお勧めの果物もあれば、食べ過ぎると不調を招きやすい果物もあるのです!

ここでは、妊婦さんへお勧めの果物と控えたい果物をご紹介します。

<妊婦さんへお勧めの果物>

◇バナナ

バナナは手で皮を剥けてサッと食べることができますので、キッチンへ立つのが辛いときでも食べることができます。

バナナには、食物繊維とオリゴ糖が含まれていますので、妊娠中の腸内環境を整えて便秘の改善に役立つでしょう。

さらに、バナナに含まれるビタミンB6は、つわりの症状を軽減する働きがあるそうです!

つわりがひどい方は、バナナを試すといいかもしれません。

(「よだれつわりの原因と対策とは?」に関連記事を書いています。)

◇キウイ

キウイにも、食物繊維が豊富ですので、妊娠中の便秘解消に効果的です。

さらにキウイには、ビタミンCが豊富に含まれているので、風邪や感染症から体を守ったり、美肌作りにも役立ちます。

キウイに含まれるカリウムはむくみを改善し、ビタミンEは冷え性に効果的です。

◇柑橘類

みかんやオレンジなどの柑橘類の果物は、ビタミンや食物繊維が豊富です。

なんと、みかん2個で一日のビタミンCの摂取量を賄えてしまうほどです!

また、みかんに含まれるビタミンPには、免疫力を高める働きが期待できるため、風邪予防にも最適です!

もちろん、美肌効果や便秘解消にも役立つでしょう。

みかんは、包丁要らずなうえ、保存が効くのもありがたいですね。

◇葉酸が多く含まれている果物

胎児の成長に欠かせない栄養素として有名な葉酸は、野菜や果物に多く含まれています。

特に、

・ライチ
・マンゴー
・パパイヤ
・パッションフルーツ
・アボカド
・いちご

に多く含まれています。

こうして見ると、南国フルーツが多いですね。

南国フルーツは手に入りにくいうえ高価なものが多いので、葉酸を取るなら妊婦さん専用の食品を利用したほうが便利だと思います。

<妊婦さんが食べ過ぎNGな果物>

◇スイカ

スイカは水分が豊富で甘味が強いことから、妊婦さんに人気のある果物の一つです。

スイカには利用作用があるため、妊娠中のむくみを改善するために有効ですが、スイカには体を冷やす働きがあります。

そのため、食べ過ぎると体が冷えてしまい、体の不調につながる恐れがあります。

身体を冷やす果物は、「夏に取れるもの」「南国で取れるもの」が当てはまります。

スイカのほか、梨、メロン、パパイヤ、マンゴー、パイナップルなども体を冷やす果物になります。

これらの果物を、「暑い季節」に「適量」食べるのであれば、過度に心配する必要はないと個人的には思いますが、寒い時期に大量に食べるのは控えたほうが良さそうですね。

もしこれらの果物を食べ過ぎてしまったときは、温かいお茶を飲むなどして体を内側から温めるようにしましょう。

(「妊娠すると冷え性になるのはなぜ?」に関連記事を書いています。)

◇柿

柿に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げてしまうため、貧血の妊婦さんは食べ過ぎないようにして下さい。

また、柿も体を冷やす食べ物であるほか、タンニンを取りすぎると腸の蠕動運動が鈍くなって、便秘の原因となるそうです。

柿には食物繊維も含まれますから、適量であれば便秘改善へ有効に働くのですが、食べ過ぎた場合は便秘になる可能性があります。

(「妊娠中の貧血はいつから?貧血の原因は?」「妊娠中の便秘と腹痛!出ないときの解消法は?」に関連記事を書いています。)

◇いちご、ベリー類

いちごやベリー類は、丸ごと食べることがでるため、手軽でいいという反面、残留農薬なども一緒に摂取してしまう可能性があります。

丸ごと食べる果物は、しっかり洗い、汚れや残留農薬を落とす工夫が必要です。

また、皮のうすい果物(リンゴ、もも、すもも、ぶどうなど)も残留農薬の心配がありますので、無農薬のものを選ぶと安心です。

まとめ

私が妊娠中にハマった果物は、グレープフルーツです。

つわりの時は、グレープフルーツばかりを食べていましたし、体調が悪いときに「適量」など守れるはずもなく「気づくとテーブルの上にはグレープフルールの皮だらけ」なんてことがよくありました。

それ以外は、定番のバナナやりんごを食べたくらいでしょうか。

バナナはすぐに傷んでしまうので、食べきれないときは、バナナを凍らせておくとアイス感覚で食べることができて便利です。

また、甘くないリンゴやパサパサして歯ごたえのないリンゴは、少量の水で煮てしまうと、アップルパイの中身みたいになっておいしく食べることができます。

リンゴを煮るときに、砂糖もしくは、塩を少々入れてもいいですし、レーズンやドライフルーツを一緒に煮るとデザート感覚で食べることができ満足度がアップします。

バナナやリンゴは、離乳食にも使える果物なので、いろんなアレンジ方法を知っておくといいですよ!

果物の食べ過ぎに気を付けて、旬のおいしさを味わって下さいね!

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