不妊症の原因の最多はダイエットやタバコ?男女の相性もある?

最近では、不妊や不妊治療の経験談などを公表する有名人や著名人が増えたことから、「不妊」という言葉をよく耳にするようになりました。

不妊には、「女性側」に原因がある場合と「男性側」に原因がある場合、そして「男女両方」に原因がある場合があります。

さらに不妊の原因はさまざまですから、不妊の原因を特定することは難しいと言えます。

不妊治療を受けている方の中には、いろいろな検査を受けたのにも関わらず、「何の異常も見つからなかった」という人もいらっしゃるでしょう。

このように、特に身体的な異常はないのになかなか授からないという場合を「機能性不妊」と言いますが、機能性不妊の場合は生活習慣を変えることで「妊娠しやすい体」にもっていくことができることもあるようです。

「不妊の原因となる生活習慣」というのもまたいろいろあるようですが、中でも特に「ダイエット」や「喫煙」は不妊と関係があるようですから注意が必要です。

今回は「不妊症とダイエット」「不妊症とタバコの関係」についてご紹介して行きます。

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不妊症の原因の最多はダイエット?

子供を欲しいと願うカップルにとって、不妊は深刻な悩みです。

特に、妊娠する身の女性にとっては、子供を授かれない責任が自分にあるような気がして気持ちも重たくなってしまうことでしょう。

しかし不妊の原因は、男女ともにあると考えられますから、どちらか片方だけでなく夫婦二人で不妊治療へ向き合って行かなければなりません。

女性側の主な原因として多いのは、「排卵障害」や「卵管の閉塞・癒着」などがあります。

そして男性側の原因としては、「性機能障害」や「無精子症」などが挙げられています。

ただ、不妊の原因はこのような身体的・機能的な問題だけではなく、生活習慣なども関係しているのです。

そんな不妊に繋がる生活習慣の一つが「ダイエット」。

女性であれば、少なからず自分の体型が気になることでしょうが、間違ったダイエットを行ったり、ダイエットが習慣になってしまうと、肌荒れや疲労感など様々な健康不良だけでなく、不妊をも招いてしまうのです。

その原因は、食事の量を極端に減らすことによる「栄養不足」や、ダイエット食品ばかり摂取することによって起こる「栄養の偏り」です。

栄養が足りなくなると、妊娠に必要な「子宮や卵巣などの機能が低下」してしまうため、妊娠しにくい体になります。

さらに、ダイエットによってホルモンバランスが乱れると、「生理不順」や「排卵障害」が起こることも。

これでは、妊娠しにくい体どころか、妊娠できない体になってしまいますよね・・・。

ですから、妊娠を望むのであれば過度なダイエットは禁物です。

バランスの良い食事と適度な運動を心掛け、くれぐれも痩せ過ぎることのないように気を付けましょう。

ちなみにですが、太り過ぎも不妊になりやすく、妊娠が成立したとしても流産しやすいなどとも言われています。

太り過ぎも痩せ過ぎも、妊娠の妨げになることを覚えておいて下さいね。

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不妊症の原因はタバコ?

不妊の原因はダイエットだけではありません。

体重も標準的で栄養バランスにも気を付けている女性であっても、喫煙する女性は妊娠しにくいと言われています。

そこで、妊娠を望む女性に知っておいて欲しいのは「不妊と喫煙の関係」です。

「タバコは健康に良くない」ということは周知の事実であり、タバコががんや心筋梗塞の原因となることは有名ですが、実はタバコは生殖機能にも有害なのだそうです。

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる働きがあるのですが、喫煙によって子宮へ送られる血液の量が少なくなると妊娠率が低下し、たとえ妊娠したとしても流産などのリスクが高まると言われています。

また、自分が喫煙者ではなくても身近に喫煙者がいる場合も気を付けなければいけません。

なぜなら、喫煙者が吐き出す煙(副流煙)は、タバコから吸い込む煙(主流煙)よりも有害性が高く、さらには喫煙後数時間はこの有害物質が消えることはないからです。

もしもあなたが妊娠を希望するのであれば、まずは夫婦で禁煙に取り組むことから始めましょう。

特に女性の場合、妊娠中や授乳中の喫煙はNGなのですから、妊活を機に早めにやめておいた方がいいですね。

(「妊娠中でもたばこがやめられない!母子への影響は?」「妊婦さんは酒も煙草も辞めるべき?上手な辞め方は?」に関連記事を書いています。)

不妊症の原因は相性も関係している?

妊娠とは本当に難しいもので、男性側にも女性側にもこれといった問題がなく、排卵日にタイミング取ってもなかなか妊娠に至らないケースは山ほどあります。

そんな時に疑わしいのが「精子と卵子の相性」。

「精子と卵子には相性がある」という話を聞いたことがありますか?

本当に、精子と卵子に相性などあるのでしょうか?

これは「全くない」とも「ある」と言えないところです。

なぜなら、パートナーを変えたところで妊娠に至らない人もいれば、パートナーが変わった途端すぐに妊娠したという人もいるからです。

ここでは、「精子と卵子には相性がある」と言われる理由を2つご紹介します。

遺伝子配列

血縁がないにも関わらず、男女の遺伝子の配列が似ている場合、遺伝子異常が起きやすくなるため「受精卵が育ちにくい」とされています。

子宮頸管粘液

子宮頚管粘液には、精子が子宮頸管を通りやすくする働きがありますが、子宮頸管粘液には「特定の精子の動きを止めてしまう抗体」が含まれていることがあり、もしもあなたが、現在のパートナーの精子の動きを止めてしまう抗体を持っていた場合、妊娠が成立しにくくなります。

このように、精子と卵子の相性に問題があった場合、パートナーを変えるとすんなり妊娠に至ることもあるというわけなので、「パートナーとの相性」は少なからず妊娠と関係があると言えそうです。

ただ妊娠は、相性以外にも、体調、タイミング、年齢、ストレスなども大いに関係があります。

ですから、パートナーを変えた(再婚した)途端に妊娠する女性がいるというのは、前パートナーと別れて環境が一気にリセットされ、ストレスが軽減されたことも要因の一つかもしれませんね。

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おわりに

不妊の原因は様々ですが、ダイエットは妊娠と大きな関係があると個人的には思います。

ダイエットのせいで排卵障害が起こり、生理が来なくなるのは珍しいことではありません。

そして、一度排卵障害が起きてしまうと、元の身体に戻すまでに時間がかかるとも言われています。

妊娠を望むのであれば、まずは現在の体重が適正体重であるかどうか確認し、もしも生理不順など思い当たる節があるのであれば、早めに婦人科を受けるようにして下さいね。

そして女性であれば、できる限りやめて欲しい習慣がタバコ。

妊娠・出産・子育てにおいて、タバコはデメリットしかありません。

もちろんタバコをやめたからと言って必ず妊娠できるわけではありませんが、タバコは吸わないに越したことはないと思います。

妊娠自体がそもそも奇跡のようなものですから、「生活習慣を変えたくらいで・・・」と疑わしい点もあるかもしれませんが、まずは妊娠しやすい健康な体を作るために、できることから始めてみてはいかがでしょうか?

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