現在、吐きつわり真っ最中のみなさん!
吐きつわりが始まったばかりの人、なかなか終わりが見えない人、毎日苦しい時間を過ごしていると思います。
吐きつわりは、早い人で妊娠4~5週くらいから始まり、15週まで続くのが一般的です。
(「妊娠初期の食べつわりはいつからいつまで?」に関連記事を書いています。)
その間、ずーっと苦しいままではないので安心して下さい!
吐きつわりには「波」があるので、吐きつわりのピークを過ぎれば、あとは少しずつ回復してくると思います。
すぐには回復しないとしても「ピークを過ぎた」と思うだけで、気分的に楽になりますよね!
吐きつわりのピークはいつなのか、ご紹介します。
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吐きつわりのピークはいつ?
つわりの開始は、早い人で妊娠4週目から始まり、つわりのピークは妊娠8週目~11週目が一般的です。
妊娠中期がスタートする16週目に入ると、だいぶ吐きつわりが改善されている人が多いようです。
これには個人差が大きいので、ピークの時期は人によって、前後します。
11週目を過ぎると、徐々に体調が楽になってくることが多いので、まずは「11週目を乗り切る!」ことを目標にしてみてはいかがでしょうか?
実際に「9~11週がひどかった」「12週に入ったら少し食欲が出てきた」という方は多いものです。
つわりの時はストレスも溜まりますし、あまりの辛さに精神的に参ってしまうこともあります。
私は「今が一番のピーク!」「明日になれば今よりも良くなっているはず!」「今日が乗り越えられたのだから明日も乗り越えられるはず!」と自分を励ましていましたよ。
吐きつわりのピークの期間は?
吐きつわりのピークの期間は、残念ながら目安がありません。
ピークのタイプも人それぞれです。
ピークをむかえて一気に体調が改善する人もいれば、徐々にピークを迎えて徐々に回復に向かう人、ピークが長く続く人、さまざまです。
中にはピークがない人もいます。
吐きつわりが始まってから、同じような症状がずっと続いて、そのまま終わっていくケースです。
軽い吐きつわりなら、ピークがないのは嬉しいですが、最初から重たい吐きつわりの場合、ピークがない代わりに改善もしていかない、というのは辛いですね。
私はつわりのピークは、2週間くらい続いたと思います。
妊娠10週~11週の2週間は、点滴通いの毎日でした。
点滴を受けた直後に病院のトイレで吐き、家に帰る車の中でも吐いていました。
横になっていても、気持ち悪さでジッとしていられず、常に貧乏ゆすりをして落ち着いていられませんでした。
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吐きつわりのピークの症状は?
吐きつわりのピークを迎えると、体調が一気に変化することがあります。
例えば、
・昨日までは横になっていれば楽だったのに、今日からは起き上がることもできない
・ベッドとトイレを往復することしかできない
・座っているだけでも吐きそうになる
・寝返りをうったり少しの動きでも吐くようになった
など、これまでと比べて、明らかに体調が悪くなるので「最近なんだか辛い」と思ったら、ピークを迎えているのかもしれませんね。
ピークを過ぎると、
・寝てばかりいたのが、座っていられるようになってきた
・一日のうちで、少し楽な時間帯が出てきた
・少し食欲が湧いてきた
・吐く回数が減ってきた
・テレビを見る元気が出てきた
など、体調が少しずつ良くなってくることがわかります。
もちろん、いったん回復しても、また悪くなる日もありますが、吐きつわりのゴールに向かって近づいていることに変わりはありません!
「ピークは過ぎた!」「もう少しで終わる!」と自分を褒めてあげて下さいね。
吐きつわりのピークを乗り切るには?
吐きつわりの場合は、何をしなくても気持ちが悪いのは確かですが、空腹になると、さらに気持ちが悪くなります。
また、何も食べず胃が空っぽだと、胃が痛くなりますし、吐くときも吐きにくいです。
なるべく空腹の状態を作らないようにしましょう。
特に、朝起きたときの空腹時や、夜中の空腹時には、気分が悪くなりやすいです。
枕元に、手軽に食べられるものを用意しておくことをお勧めします。
私は、カロリーメイト、飴、パン、おにぎり、飲むゼリーなど、そのときに食べられそうなものを置いていました。
「冷めたゆかりおにぎり」にハマったときは、寝る前に、あらかじめ小さな「ゆかりおにぎり」を作っておき、枕元に用意しておきました。
深夜の暗闇の中で食べる「ゆかりおにぎり」がおいしくて、「ベッドで寝ながらおにぎりを食べるなんて、つわりの時しか味わえないんだろうなー」「こんな行儀が悪いことができるのも、つわりのうちだけ!」とワガママな食生活を堪能していました。
また「吐くのは仕方ない!」「吐いて当たり前!」と思うと、少し気が楽になります。
栄養不足が心配であれば、妊娠中に必要な栄養素を摂取できるサプリメントや便秘解消にも期待できる栄養価の高いお茶を飲んでおくと、不安の解消にもなります。
「今日も吐いてしまった」と思うのではなく、「今日は○回しか吐かなかった」「吐いても、全部吐かなかったから、少しは栄養が体に吸収されているだろう」とか、吐くことをわざと「軽く」考えるようにしていました。
うまく吐けなくて気分が悪いのであれば、水分を多めに取って、わざと吐いてしまうとスッキリします。
(「吐きつわりの時に食べやすい食べ物は?」に関連記事を書いています。)
まとめ
よく「働いている妊婦さんの方がつわりが軽い」と言われますよね?
確かに、仕事をしている時間が気分転換になったり、仕事に集中していることでつわりを忘れられるのかもしれません。
つわりの大変さを知っている私は「もし自分だったら働けなかっただろうなあ」「専業主婦の立場でも、動くことができなかったのに、働いている妊婦さんは本当に大変だなあ」と思います!
私の個人的な考えですが「専業主婦」という身分で「つわりが大変」なんて、どこかで甘えているように見られるのではないか、と思うことがありました。
素直に「つらい」と言えず「つわりは病気じゃない」「誰もが吐いて苦しいものだ」と自分に言い聞かせ、わざと「大丈夫!大丈夫!」と自己暗示をかけていました。
それでもいよいよ耐えられなくなり、病院へ行くと「重度の妊娠悪阻で即入院!」になってしまったことがあります。
やはり、心と体は繋がっていると思います。
「これくらい大丈夫!」と思えるうちは、本当に体は大丈夫なんだと思います。
「しんどい。辛い。助けて。」と思うときは、本当に体が悲鳴を上げているのではないでしょうか?
決して甘えではないと思います。
気持ちの持ちようで体が変わるほど、軽い状態ではないのです。
特に、吐きつわりは体力を消耗し、精神も疲労困憊してしまいます。
本当にしんどいときは、家族でも病院の先生でもいいので、無理せず「つらい。助けて。」と言ってくださいね。
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