吐きつわりとは?その原因は?

妊娠中に起こるつわりは、本当に苦しいものですよね。

つわりは、程度の軽い人から、重症な人まで個人差が大きいのですが、妊娠中の90%の女性が何らかのつわりの症状を感じるているそうです。

そして、つわりの症状の中で最も多いのが、吐き気や嘔吐を感じる「吐きつわり」です。

つわりのある妊婦さんのうち、70%以上の方が、吐きつわりに苦しんでいるようです。

私も吐きつわりでしたが、症状がエスカレートし、妊娠悪阻となって病院に入院する羽目になりました。

妊婦さんを悩ませる、吐きつわりの症状や原因をご紹介します。

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吐きつわりとは?

吐きつわりとは、妊娠すると起きる生理現象であるつわりの症状の一つで、気持ちが悪くなったり、嘔吐したり、食欲不振になったりするものです。

吐き気だけで、実際には吐かないという方もいれば、胃痛に悩む方もいます。

朝だけ吐き気がする人もいれば、一日中吐き気がする人、夕方や夜にかけて吐き気がひどくなる人もいます。

働いている女性であれば、仕事中は平気なのに、家に帰ってくると吐き気がする、という方もいます。

妊娠初期だけ症状がある人、臨月まで続く人など、つわりは個人差が大きいのです。

昨日は調子がよかったのに、今日は物凄く気持ちが悪い、など、日によっても異なります。

この「気持ちが悪い」というつわりの感覚は、味わった人にしかわからないですよね?

テレビで「船酔いと二日酔いが一気に来たみたい」と男性に説明するママさんタレントを見たことがありますが、船酔いとも二日酔いとも違う気がします。

吐けばスッキリするわけでもなく、横になれば改善するわけでもありません。

慢性的なムカムカ感、姿勢を変えても、何をしても治まらない、あの不快感は味わった人にしかわからないと思います。

そして「吐く」という行為は、体力的にエネルギーを使いますし、精神的負担も大きいものです。

一日何度もトイレの中を眺めるのはうんざりですよね。

私は、トイレの便器を見ただけで吐き気を催しましたよ。

水を飲んでも吐きましたし、飴を舐めただけでも吐きました。

胃に食べ物が入っていないときは、胃液まで吐くこともあり、何度も吐いてばかりいると、喉が切れて血を吐くこともあります。

吐きつわりの程度がひどくなると、あまりの辛さに精神的に追い詰められてしまうこともあります。

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吐きつわりの原因は?

なぜ吐きつわりが起きるのでしょうか?

★ホルモンバランスの変化

つわりの原因は、はっきりとは解明されていないそうですが、考えられることとしては、ホルモンバランスの変化が上げられます。

妊娠すると「黄体ホルモン」が急激に増えます。

黄体ホルモンは、体温を上げ、骨盤内に血液を溜めこんだり、乳腺を発達させたりと、妊娠を継続するために必要なホルモンです。

ホルモンバランスの大きな変化により自律神経が乱れたり、脳の中枢神経が刺激されたりすることで、吐き気やめまいが引き起こされているのではないか、と言われています。

★胃酸の分泌が増える

つわりで食べられなくなると胃が空っぽになります。

すると胃酸の分泌が増えてしまい、吐き気や胃液の逆流に繋がっているとも考えられています。

★匂い

つわりの時期は匂いに敏感になります。

たばこや香水、化粧品などの人工的な香り、食べ物の匂いなど、日常生活のあらゆる匂いが気になるようになります。

特定の匂いがが吐き気の原因になることもあれば、全ての匂いが吐き気に繋がる場合もあります。

★生活環境(一般論)

一般的に、つわりは本人の性格や環境なども影響していると言われています。

性格については「楽観的で、ストレスを感じにくい、細かいことを気にしない人はつわりが軽い」と言われているようです。

しかし、吐きつわりで肉体的にも精神的にも苦しいときに「あなたの性格が…」「気にし過ぎ…」などと言われては、自分自身を責めてしまうことになりかねません。

私は、性格とつわりはあまり関係がないように思いますし、気にしなくていいと思います。

また、仕事をしている女性の方がつわりが軽いとも言われています。

確かに、つわりでも仕事に行ける元気があるのなら、仕事をする時間が気分転換にもなりますので、つわりが軽く済むと考えることはできるでしょう。

しかし、通勤するのが困難なほどつわりの症状が重たくなってしまった場合は「仕事を休む」ことがストレスになったり、「早く元気にならなきゃ」とプレッシャーになるような気がしますので、仕事をしているかしていないかはつわりと関係ないように思います。

生活環境とつわりもあまり関係ないように思います。

周りに手伝ってくれる人がいれば、つわりの時に自分が無理しなくて済むのは事実です。

肉体的・精神的には楽かもしれませんが、つわりは「寝てれば治る」ものではないので、生活環境も一概には当てはまらないのではないでしょうか。

まとめ

つわりの原因がわからない限り、つわりをなくすことは不可能ですよね?

「つわりの原因を発見できたらノーベル賞ものだ!」と言われているくらい、つわりは妊婦さんにとって辛くて厄介なものなのです。

もしつわりを軽くすることができたら、日本の少子化を防ぐために、少しは効果があるかもしれませんね。

「つわりは心の持ちよう」などと言われたことがありますが、そんな簡単な問題ではありません。

自分の気持ち次第で吐き気が治まるなら、気持ちの持ち方を変える方が、どんなに楽だろうと思います。

つわりの原因は、ホルモンバランスや臭覚など「身体的」なものであって、性格や考え方など「精神的」なものではないと思います。

吐きつわりを乗り越えるために、身体を労わるよう、辛いときは無理せず、休むようにして下さいね。

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