妊娠中の頻尿は水分の取過ぎ?頻尿はいつからいつまで?

妊娠中に起こる様々な体の変化。

そんな体の変化は、時にトラブルを招くことがあります。

妊娠中のトラブルには「ちょっと人に言いにくいもの」もあるのですが、その中の一つとして「頻尿」があげられます。

「子宮と膀胱に、どんな関係が?」と驚いてしまうママもいらっしゃるかもしれませんが、妊娠中の頻尿にはちゃんと理由があるのです。

また、「頻尿くらい大したトラブルではない」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、咳やくしゃみと同時に「尿漏れ」が起きる可能性もありますから、場合によっては厄介なトラブルになり得るのです。

今回は「妊婦さんの頻尿の原因と対策」についてご紹介して行きます。

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妊娠中の頻尿って回数はどれくらい?

「頻尿」と聞くと、中年以降の悩みというイメージがありませんか?

20代30代の妊婦さんであれば、「頻尿とは無縁」だった方もいらっしゃるでしょう。

そんな若い世代のママであっても、妊娠するとトイレの回数が多くなります。

では、一日何回以上トイレに行くと「頻尿」とされるのでしょうか?

普通排尿の回数は、1日平均で4回から8回くらいが一般的です。

ですから、「1日8回以上」トイレに立つようであれば、頻尿だと言えます。

また、頻尿はトイレの回数が増えるだけでなく、「尿意を感じてから我慢できる時間」も短くなります。

ですから、妊娠して「排尿回数が一日10回以上になった!」「トイレがガマンできなくなった!」という方は、間違いなく「頻尿」ですね。

妊娠すると頻尿になるのはなぜ?

そもそも「妊娠と頻尿」には、どんな関係があるのでしょうか。

妊娠中の頻尿の原因は大きく2つありますので見て行きます。

骨盤底筋のゆるみ

妊娠中の頻尿の根本的な原因は「女性ホルモンの影響」があります。

妊娠すると、女性ホルモンのうち黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるのですが、黄体ホルモンには「骨盤底筋を緩める働き」があります。

「骨盤底筋」は、膀胱・尿道・子宮を支える筋肉のことで排尿をコントロールする役割をしている筋肉ですから、骨盤底筋が緩んでしまうとトイレに行く間隔が短くなったり尿漏れが起こりやすくなるのです。
 

子宮の大きさ

次に、子宮が大きくなることも原因の一つとされています。

膀胱は子宮の前に位置していますから、赤ちゃんの成長とともに大きくなった子宮が膀胱を圧迫し、頻尿となります。

出産が近づくほど頻尿が悪化していくのはこのためです。

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妊娠中の頻尿はいつからいつまで?

「最近、トイレの回数が増えた」と感じ始める時期には個人差があります。

一般的には、お腹が大きくなり始める「安定期以降」から頻尿を自覚する方が多いようですが、中には「妊娠初期から始まり、妊娠中期で治る人」もいるようですから、頻尿の期間というのは決まっているものではありません。

そして残念なことに、頻尿のトラブルは「妊娠中で終わるものでもない」のです!

実は、お産というのは骨盤底筋に大きな負担をかけます。

そのため、出産しても頻尿が続くこともあるのです!

妊娠中だけなら我慢できますが、産後まで頻尿や尿漏れに悩まされるのは辛いですよね…。

それでも産後一年くらいすれば、特に何をしなくてもほとんどの人が元に戻るようですから、過度な心配はいりません。

いずれにせよ、頻尿のトラブルはいつからいつまでと断定できるものではなく、人によっては長期間に渡ることもあるということです。

妊娠中の頻尿や尿漏れの対処法は?

「トイレの回数が増えた」という程度であればいいのですが、中には昼夜問わず尿意を感じたり、またくしゃみや咳で尿漏れを起こしてしまうママもいらっしゃいます。

「尿漏れなんて恥ずかしい」と思うかもしれませんが、案外多くのママが経験しているものです。

人には言い辛い頻尿や尿漏れ対策には、どのような方法があるのでしょうか?

いくつかご紹介して行きます。

尿漏れ専用シートを使う

「尿漏れ専用シート」があるのをご存知ですか?

おりものシートや生理用ナプキンと似たようなものですが、尿漏れ専用シートの特徴は「防臭効果」が施されているということです。

つまり、ニオイでばれる心配がいりません。

若い女性でも購入しやすいかわいいデザインの尿漏れシートもたくさん販売されていますから、ぜひ試してみて下さい。

(「妊娠中の尿漏れ?トラブル対処法は?」に関連記事を書いています。)

外出先ではトイレの場所を確認しておく

尿意を感じてからガマンできる時間が短くなった場合、外出先で尿意を感じた時に間に合わなくなる可能性があります。

外出の際は、トイレに行きたくなっても慌てないよう予めトイレの位置を把握しておくようにしましょう。

こまめにトイレに立ち寄る

外出の際、トイレを見つけたら尿意を感じていなくてもこまめに行くようにしましょう。

早め早めの行動が大切です!

尿を出し切る

トイレに行った時には「しっかり尿を出し切る」ことも大切です。

膀胱内に尿を残さないために、排尿後少しの間「前かがみの状態」を保つといいでしょう。

カフェインを控える

カフェインには利尿作用がありますから、カフェインの摂取を控えることでトイレの回数を減らすことができるかもしれません。

そうでなくても、妊娠中はカフェインの摂取を控えている方が多いと思いますが、カフェインが含まれるのはコーヒー以外にも紅茶、緑茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、コーラなどありますので注意しましょう。

(「妊娠中のカフェイン!コーヒーは一日何杯まで?」「妊娠中も安心!カフェインを減らす紅茶の飲み方や選び方は?」に関連記事を書いています。)

飲み物は温かいものを選ぶ

冷たい飲み物はトイレの回数が増えるだけでなく、下痢の原因にもなります。

冷たい飲み物よりも温かい飲み物を意識して選ぶようにしましょう。

着替えを持ち歩く

念のため、替えのショーツを持ち歩いているママも多いそうです。

妊婦さんにとって、時に頻尿は「ストレス」に繋がることがあるかもしれませんが、同じような悩みを持った方がたくさんいることを知っておくだけでも少しは気持ちが楽になるでしょう。

頻尿や尿漏れ対策について、ぜひ覚えておいて下さいね!

妊娠中の頻尿による寝不足対策は?

妊娠中の頻尿は、日中だけでなく夜中にも見られることもあります。

そのためトイレに行きたくて何度も夜中に目を覚ましてしまい、その結果「睡眠不足」に陥ってしまうママも多いものです。

頻尿による睡眠不足を解消するためのシンプルな方法は「日中、寝れる時に寝ること」。

ママが睡眠不足だと疲れも取れずにストレスも溜まります。

そうなるとお腹の赤ちゃんにとって良くないことは明らかです。

深夜のトイレタイムは妊娠中は仕方がないものですから、寝不足にならないよう「昼寝」で上手く睡眠時間を確保したいものですね。

おわりに

妊娠中の頻尿は、私も多いに悩まされました。

私は冬の出産を2回経験しているので、ただでさえ臨月はトイレの回数が増えるのに冬の寒さも相まって、一日10回以上はトイレに行っていましたよ。

トイレに行くことは悪いことではありませんが、ゆっくりくつろいでいる最中やテレビを見ている最中、さらに買い物の最中にもすぐ「トイレ!」でしたから、とても面倒でした。

さらに、冬の真夜中でもベッドから出て寒いトイレに立たなければならないのが本当に嫌でした…。

妊娠中の頻尿は仕方のないことですが、トイレの後も残尿感があったり排尿時に痛みを感じる場合は、膀胱炎の可能性が疑われます。

妊娠中はおりものが増えることによって膀胱炎にかかりやすいそうですから、ちょっとおかしいなと思ったら必ず医師に相談して下さいね。

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