辛い物が食べたい!妊婦さんの身体への影響は?

辛い料理が好きな妊婦さんはいらっしゃいますか?

もともと辛党の女性もいれば、「妊娠前は辛い物が苦手だったのにつわりの影響で辛い物が食べたくてしょうがない」「妊娠してから辛党に変わった」と、妊娠をきっかけに嗜好が変化した方もいらっしゃるでしょう。

普段でしたら、辛いメニューを食べることに何ら抵抗はないと思いますが、妊娠している身となると「辛いものって体へよくないのではないか?」「腹痛やお腹が張る原因になるのではないか?」「胎児への影響は?」と疑問が湧いてくるのではありませんか?

「辛味」と言っても、とうがらしの辛さ、香辛料の辛さ、わさびの辛さなどいろいろありますが、今回はとうがらしを中心に「妊娠中の辛い料理」について調べてみました。

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妊娠中に辛い物がたべたくなるのはなぜ?

「妊娠してから辛いものが食べたい!」というみなさん。

なぜ妊娠すると食の嗜好が変化するのでしょうか?

妊娠中の味覚の変化は、「ホルモンバランスの影響」だと言われています。

例えば、生理前になると「甘いものが食べたくなる」あるいは「辛い物やジャンクフードが食べたくなる!」という経験がありませんか?

生理前の食の変化も、ホルモンバランスが通常と異なるためだと考えられています。

もう一つ、「ストレスが溜まっていると辛いものを欲する」とも言われています。

実は、辛い物を食べると分泌される脳内ホルモンには「アドレナリン」や「エンドルフィン」というものがあり、アドレナリンは脳を興奮させる働きが、エンドルフィンは脳をリラックスさせたり幸せな気持ちを感じさせる働きがあります。

つまり、辛い物を食べることで「エンドルフィン」が大量に分泌されれば、幸福感や安心感を得られるために自然と辛いものを欲しているのかもしれないのです。

この場合、ストレスが強くなればなるほど「エンドルフィン」の分泌量を増やしてリラックス効果を得ようとするため、「もっともっと辛い物が食べたい」と思うようになり好みの辛さがエスカレートしていくことが懸念されます。

妊娠中してから辛党になったという方は、ホルモンバランスの変化に加えストレスの影響もありそうですよ。

妊娠中の辛い物!何か影響はある?

妊娠中は、普段は気にならないことでも不安に感じることがありますよね?

「辛い料理」もその一つです。

妊婦さんの中には「辛い料理を食べたらお腹の赤ちゃんに悪影響があるのでは」と気にされている方が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、辛い料理を「適度に」食べるのは全く問題ありません。

ただ妊娠中は、好きなメニューばかり食べてしまう、いわゆる「偏食」になる傾向がありますよね?

特に、つわりの時期は食べられるものが限られていますので、栄養バランスのとれた食生活が難しくなります。

もしも、辛い物を食べ過ぎた場合に考えられる体への悪影響は下記になります。

<体調不良>

唐辛子に含まれる成分のカプサイシンは、食欲増進の効果がある成分です。

食欲が低下している夏の時期など、適量を上手に取り入れることはむしろお勧めです。

しかし、カプサイシンの刺激成分はとても強いため、胃腸を荒らし消化不良を起こしやすくなります。

また、カプサイシンの辛味というのは「味覚」ではなく「痛み=痛覚」なので、唐辛子を食べると脳は「ストレスを受けている」と認知し、前述したアドレナリンが大量に分泌されるのだそうです。

その結果、

▼腹痛

▼下痢

▼睡眠障害

などの症状に繋がる可能性があります。

辛味というのはカプサイシンだけでなく、さまざまな香辛料にも言えることです。

<胃がんとの関連性>

一部では、「カプサイシンの毒性」についても危惧される声もあります。

メキシコの研究で「唐辛子(ハラペーニョ)を大量に摂取すると胃がんになるリスクが高くなる」という結果も出ています。

これは、唐辛子を毎日大量に食べ続けた場合のリスクであるため、通常の範囲内なら問題ないと思われますが「カプサイシンはがんを誘発する可能性がある」と言われているのは事実です。

確かに、毎日胃に「痛み」を与えていたら、病気を招きそうな気がしますよね…。

<痔>

カプサイシンは、体内で消化されずに体外に排出されます。

そのため、排便時にお尻に刺激を与えます。

辛いものを食べると口がヒリヒリしますが、お尻でも同じことが起きているのです。

その結果、痔を発症したり痔を悪化させることがあります。

<塩分過多でミネラル不足>

カレーやキムチなどの加工食品には、食塩(精製されすぎた塩、食卓塩とも呼びます)が多量に使われているものがほとんどです。

このような食塩に含まれるミネラルはほぼセロに等しいため、加工食品の取り過ぎは「塩分の取り過ぎ&ミネラルの不足」を招きます。

(「妊娠中の塩分制限は必要なし?上手な塩分の取り方は?」に関連記事を書いています。)

また、ミネラル成分のひとつである「亜鉛」が不足すると「味覚障害」が起きるリスクが高まります。

味覚障害が出ると、濃い味のものを食べたくなりますので、上記で述べたように辛味がエスカレートしていき「激辛料理を大量に食べたくなる」というスパイラルにはまるかもしれません。

このように、辛い料理の大量摂取は体調不良の原因となりますので、食べ過ぎはよくないと言えますね。

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辛い物が食べたいのは赤ちゃんの性別と関係ある?

妊娠中は、「ママの食べ物の好みで、おなかの赤ちゃんの性別がわかる」なんて聞いたことがありませんか?

例えば、

「辛い物やしょっぱいものが食べたくなると、男の子」

「ケーキやお菓子などの甘いものが食べたくなったら、女の子」

という噂があるようです。

実際の経験談を聞くと、「その通りだった」という方もいれば「まったく当たらなかった」という方もいて、ママの味覚と胎児の性別の関係はどうやら迷信のようです。

私はもともと甘いものが大好きだったせいか、妊娠中も甘いものが食べたくて仕方ありませんでした。

案の定(?)、我が子はすべて女の子でした。

性別を当てる迷信はほかにもあるようですので、私が聞いたことがあるものを紹介します。

◇お腹の形

「お腹が前に突き出ていると、男の子」

「お腹が横に広がっていると、女の子」

◇顔つき

「顔つきがきつくなると、男の子」

「顔つきが柔らかくなると、女の子」

◇体毛

「体毛が濃くなると、男の子」

「体毛に変化なしまたは薄くなると、女の子」

こうしてみると、いつも時代もお腹の赤ちゃんの性別を考えるのは「楽しみの一つ」であったのだとわかりますね。

ちなみに、病院でのエコー検査で性別が「ほぼ確定」していても、出産してみたら違ったというケースもありますので、赤ちゃんの性別は生まれるまではわからないと思った方がよさそうです。

おわりに

私は辛い料理が大好きなので、妊娠中でも辛いものは食べていたように思います。

例えば、食事のとき煮物にからしを付けたり、冷奴にわさびを付けたり、豚汁にキムチを入れて食べていました。

もちろん食べ過ぎてはいませんが、辛い味は料理のアクセントになりますから「味が単調だなー」と思うときや、自分の料理がマンネリ化してきたときは唐辛子や香辛料を取り入れています。

毎日食べ続けなければ大丈夫だと思いますが、最近では「マイ七味を持ち歩く女性」もいるそうなので、どんな料理も辛くして食べるというのはやめましょう。

妊娠中はホルモンバランスが乱れていたり自律神経のリズムも崩れやすいときです。

そこへ「辛い」というストレスが加わると体への負担が大きくなりますので、適量を守って辛い味を楽しんで下さいね。

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