妊娠中の陰部の腫れや痛みの原因は?

妊娠すると、体の変化に伴いさまざまなトラブルが現れてきます。

その中でも多いのが、「デリケートゾーンのトラブル」です。

妊娠中は、おりものが増えたり汗をかきやすくなることから、陰部が蒸れてかゆみや痛みを引き起こすことがあります。

さらに、妊娠中は免疫力が落ちることから「カンジダ膣炎」にもかかりやすいため注意が必要です。

そんな妊娠中のデリケートゾーンの悩みのひとつに「陰部の腫れ」があります。

陰部の腫れは、どうして起こるのでしょうか?

今回は、「妊娠中の陰部の腫れの原因と対処法」について調べてみました。

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妊娠中に陰部が腫れるのはよくある症状?

妊娠中に「陰部が腫ている!?」と気付いたことがありませんか?

例えば、

・立つときや歩くときに、陰部に違和感や膨満感を感じる

・お風呂のときに、陰部が膨れているのを発見した

・陰部が腫れぼったい気がした

・陰部が盛り上がっていて驚いた

このように、妊娠中に陰部の腫れを感じる方は少なくありません。

妊娠中の陰部の腫れは「陰部静脈瘤」のせい?

妊娠中に、陰部が腫れるのは、どうしてなのでしょうか?

その原因は、「陰部静脈瘤」だと考えられます。

静脈瘤とは、妊娠中のホルモンの影響や大きくなる子宮によって、下半身の血液が大静脈に戻りにくくなり、静脈内に血液が溜まって、瘤のように膨らんでしまう症状のことをいいます。

下肢(ふくらはぎ、太もも、膝の裏、すね)にできた静脈瘤を「下肢静脈瘤」、肛門にできた静脈瘤を「いぼ痔」、そして陰部にできた静脈瘤を「陰部静脈瘤」と呼びます。

足にできやすい「下肢静脈瘤」の場合、足のだるさ、むくみ、ひりひりした痛みがあり、見た目でわかることもあります。

「いぼ痔」の場合は、入浴の際や肛門の違和感を感じて気付くことが多く、妊娠中はいぼ痔に悩まされる方はたくさんいらっしゃいます。

(「妊娠中の痔!痛くないイボ痔の対処法は?」に関連記事を書いています。)

そして、「陰部静脈瘤」の場合、陰部の腫れと同時に、ひりひりした痛み、鈍い痛み、かゆみを感じることがあります。

もともと妊婦さんは静脈瘤ができやすいのですが、次の方は特に静脈瘤ができやすいそうです。

・長時間、立ちっぱなしの方

・高齢出産の方

・出産回数が多い方

・家族に静脈瘤の方をお持ちの方

・もともと下半身の筋肉が弱い方

・肥満の方

静脈瘤の症状は、「血管が大きく盛り上がる方」「腫れたように感じる方」から、「血管が見えるだけで特に症状のない方」まで、個人差があります。

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妊娠中の陰部静脈瘤を改善するには?

妊婦さんが、陰部静脈瘤を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

残念ながら、陰部静脈瘤は「出産するまで治らない」と言われています。

出産が終われば、陰部静脈瘤は自然と消えてなくなりますので、そのままにしておいていいそうです。

しかし、陰部静脈瘤を悪化させないために、次のことを心掛けてみましょう。

体を締め付けない

ガードルや腹帯で、体を締め付けていませんか?

大きくなった子宮に加えて、下着で静脈を圧迫してしまうと、血流が悪くなります。

きつい下着は避けましょう。

同じ姿勢を続けない

立ったまま、座ったままでいるのは、下半身の血流が悪くなります。

適度に体を動かしたり、座る際は足を上方に上げるようにしてみましょう。

体を冷やさない

体が冷えると、血流が悪くなります。

下半身の冷えは、痔の原因にもなります。

足先や下半身を、温めるようにしましょう。

下半身の冷えを予防するために、靴下をはいたり、足をマッサージしたり、足湯をすると効果的です。

静脈瘤ができている個所をマッサージすると内出血する可能性がありますので、触らないようにして下さい。

足を上げて寝る

横になるときや、座るときは、足を高めにしましょう。

足の下に、まくらやクッションを敷いてみて下さいね。

陰部静脈瘤が出来ても、普通分娩は可能です。

しかし、あまりにも症状がひどい場合は、分娩のときに出血量が増える可能性があります。

医師から何らかの治療が必要と診断された場合は、陰部静脈瘤を取り除く処置を行うこともあります。

おわりに

もし陰部の腫れに気付いたらビックリしてしまうと思いますが、これは血流が悪くなっているだけですから焦らないで下さいね。

私は、脚や陰部など下半身に静脈瘤はできませんでしたが、むくみに悩まされました。

そのため、寝るときに「むくみ解消の靴下」を履いていました。

自分で足のマッサージを行ったり、ストレッチも行っていましたが、疲れているときや面倒なときは、さぼりがちです。

その点、靴下は履くだけですのでとても簡単です。

翌朝にはむくみが取れて、足がすっきりしますよ!

静脈瘤は出産すれば自然と治るとは言え、見た目も気になりますし、一度できると再びできやすいそうです。

血流をよくして、下半身に静脈瘤ができにくい生活を送ってくださいね。

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