妊娠中の陰部のかゆみや痛みの原因は?

妊娠中のトラブルの一つに、陰部のかゆみや痛みが上げられます。

陰部のトラブルは、なかなか人に相談できず、かゆみや痛みを我慢している方も多いそうです。

しかし、かゆみのあまりかきすぎてしまうと、皮膚がただれて痛みを伴ったり、下着にこすれて歩くのも辛いという事態に発展する可能性もあります。

かいた後が傷として残ったり、皮膚が黒ずんでしまっては、見た目の美しさもよくありませんよね?

妊娠中の陰部のかゆみや痛みの原因をしっかりと理解し、うまく対処していくことで、快適な生活を送ることができるでしょう。

今回は、「妊娠中の陰部のかゆみや痛みの原因と対処法」について調べてみました。

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妊娠中の陰部のかゆみや痛みの原因は?

妊娠中に陰部のかゆみや痛みを引き起こす原因として考えられることは、いくつかあります。

◎おりものが増える

妊娠すると、ホルモンバランスの変化によっておりものが増えます。

そのため、どうしても、陰部が蒸れて、かゆくなります。

◎汗をかきやすくなる

妊娠中は、体温が高くなるので汗をかきやすくなります。

そのため、下着が蒸れて、かゆみの原因となります。

汗をかいたまま放置していると、雑菌が繁殖して、かゆみを引き起こしたり、発疹が出ることもあります。

◎肌が敏感になる

妊娠すると、ホルモンバランスの変化によって、肌が敏感になります。

これまで使っていた化粧品が、急に合わなくなったという方もいらっしゃいます。

肌が敏感になっているため、下着による少しの刺激でさえも、かゆみの原因となる可能性があります。

◎水分不足

妊娠初期は、つわりの影響で水分が不足することが考えられます。

体内の水分が不足していると、肌が乾燥し、かゆみを引き起こします。

◎膣内のバランスが崩れる

妊娠中は、膣内が酸性からアルカリ性へと変化します。

そのため、雑菌が繁殖しやすくなります。

雑菌の繁殖によって、かゆみが出ることがあります。

◎免疫力が低下する

妊娠中は、免疫力が低下しています。

そのため、膣内に雑菌が繁殖しやすかったり、肌のバリア機能が低下しているために、皮膚が刺激を受けやすくなっていることが考えられます。

そのため、蒸れて雑菌が繁殖しやすい陰部は、特にかゆみを引き起こしやすく、かいた部分の傷は治りにくくなって痛みを生じてしまうのです。

妊娠中の陰部のかゆみや痛みを予防するには?

妊娠中の陰部のかゆみや、かくことで生じる痛みを予防するには、どうしたらいいのでしょうか?

次のことを心掛けてみて下さい。

肌を清潔に保つ

汗をかいたり、おりもので下着が汚れたときは、シャワーを浴びたり、ウォシュレットで洗うようにしましょう。

その際気を付けたいのは、しっかり乾かすことです。

濡れたままでいると、雑菌が繁殖しやすくなりトラブルの原因になります。

刺激の少ない下着を着る

下着の縫い目や装飾が、肌に刺激となることがあります。

「縫い目のないもの」や「汗を吸い取りやすいもの」など、肌に優しい下着を着用しましょう。

綿素材で、シンプルなデザインのものがお勧めです。

無添加せっけんを使う

一般的なボディーソープは、洗浄料が強い為、肌へ刺激となったり、肌に必要な油脂まで洗い流してしまう可能性があります。

無添加で刺激の少ないせっけんがおすすめです。

何度もシャワーを浴びるのは構いませんが、せっけんで体を洗うのは一日一回にしましょう。

固形せっけんを泡立てるのが面倒な方は、デリケートゾーンにもお勧めな泡タイプのせっけんが便利です。

赤ちゃんから大人まで使えるタイプなら、産後も引き続き使用できます。

通気性をよくする

体にフィットするレギンスや、妊婦用の腹帯付きガードルなどは、通気性が悪くかゆみの原因となります。

通気性をよくするために、体を締め付けない下着や衣類を選びましょう。

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その痒みはカンジダかも?!カンジダの原因は?

日々の生活の中で注意しても、陰部のかゆみが改善されない場合や、ひどいかゆみの場合は「カンジダ膣炎」の可能性があります。

カンジダ膣炎とは、、もともと人間の体内にあるカンジダ菌が、体調の変化によって、増殖し、かゆみや発疹を引き起こすものです。

たとえば、

・外陰部の皮膚が赤い、発疹がある、腫れている、痛みがある

・おしっこのときに痛みを感じる

・おりものがポロポロしている、粒々がまじっている

・おりものの量が増える

などの症状があれば、カンジダ膣炎かもしれません。

妊娠中は、免疫力の低下や、体そのものが大きく変化している最中なので、妊婦さんはカンジダ膣炎にかかりやすいと言われています。

決して、不潔にしているからではありません。

妊娠中のカンジダを予防するには?

カンジダ膣炎を予防するには、どうしたらいいのでしょうか?

妊婦さんが心掛けたいことはこちらです。

・免疫力を落とさない

免疫力が低下しているとカンジダ菌が増殖しますので、まずは体力を落とさないようにしましょう。

つわりで栄養バランスが偏る時期があると思いますが、体調のいいときは、バランスのいい食生活を送るようにしましょう。

また、妊娠中は疲れやすいので、しっかり睡眠をとり、疲れを溜めないようにして下さい。

・膣内をせっけんで洗わない

膣内をせっけんで洗うと、体に必要な常在菌まで取り除いてしまい、菌に対する抵抗力が落ちてしまいます。

また、膣内は自浄作用が働きますのでせっけんで洗う必要はありません。

・清潔を保つ

汗やおりもので下着が濡れていると、雑菌が繁殖しやすくなります。

下着やおりものシートはこまめに替えるようにしましょう。

妊娠中のカンジダが胎児に影響を及ぼす?

妊婦さんは、カンジダ膣炎にかかりやすいのですが、放置しておくのはよくありません。

特に、出産のときに、カンジダ膣炎を発症していると、赤ちゃんが産道を通る時に、赤ちゃんがカンジダ菌に感染してしまう可能性があります。

赤ちゃんがカンジダ菌に感染した場合、赤ちゃんの口の中にカンジダ菌が増殖したり、おむつかぶれがひどくなることがあります。

妊娠中にカンジダ膣炎にかかった場合は、早めに治療しておきましょう。

カンジダ膣炎の治療法は、膣内の洗浄を行い、膣内に錠剤タイプの薬を入れて行います。

さらに、塗り薬、内服薬などが処方されます。

カンジダ膣炎の治療は難しくないので、「おかしいな?」と思ったら、定期検診を待たずに病院へ行くようにしましょう。

おわりに

妊婦さんはカンジダ膣炎にかかりやすのですが、私も同じく発症しました。

私の場合、特にかゆみもなく、おりものの変化もわからなかったのですが、定期健診のときに「カンジダ膣炎です」と診断され、その場ですぐに処置してもらいました。

カンジダ膣炎の症状は、「かきむしるほどのひどいかゆみ」だと言われていますが、私のように、特に激しいかゆみが起こらない場合もありますので、注意が必要です。

カンジダ膣炎を予防するために、しっかり栄養と休息をとり、体力を落とさないようにがんばりましょうね!

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