長い陣痛の時間を上手に乗り切る方法は?

出産予定日が近づいているみなさん!

「安産かな?」「どんな出産を迎えるのかな?」と、どきどきしていることでしょう。

陣痛から出産を終えるまでは、苦しい時間を乗り越えなければならないので、「陣痛が始まったら、できるだけ早く産みたい!」というのが本音だと思います。

妊婦さんの中には「するっと出てきてね」とお腹の赤ちゃんにお願いしている方もいらっしゃると思います。

陣痛は、赤ちゃんを産むためには必要な痛みとは言え、あまり長引くのはよくありません。

陣痛を長引かせないために、妊婦さんが心掛けたいことはあるのでしょうか?

また、陣痛が長引いてしまった場合、病院ではどのような処置を行うのか、また、長引く陣痛をうまく乗り切る方法について、調べてみました。

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陣痛の時間の長さってどれくらい?

陣痛が始まってから出産するまでの、平均的な時間の長さをご存知ですか?

初産の場合、陣痛から出産までにかかる平均時間は「15~16時間」程度と言われています。

陣痛が始まってからの数時間は、痛みの間隔も長いですし、痛みの強さもそれほど強くありません。

「下痢したかな?」と感じる程度の痛みです。

陣痛の波が遠のいているときに、食事をしたり、歩いたり、おしゃべりしたり、リラックスすることもできます。

陣痛の間隔が「10分置き」くらいになってくると、ほとんどの妊婦さんが病院へ向かうことになります。

病院へ到着しても、着替えたり、歩いたり、会話をすることができますし、まだまだ、我慢できる痛みです。

陣痛のトータル時間15時間のうちの半分以上は、このように我慢できる痛みです。

お産が近づき、子宮口が5センチ以上開いてくると、痛みがピークに近づいてきます。

子宮口が5センチから全開に開き、赤ちゃんが生まれ出てくるまでの「陣痛が最も辛い時間」は、「1~2時間」と言われています。

初産の場合、陣痛から出産まで、半日以上かかると覚えておいて下さいね。

経産婦の方の場合は、初産のときにかかった時間の「半分」が目安になります。

しかし、陣痛から出産までにかかる時間には個人差が大きいため、一般的な「15時間」よりも長くかかってしまうこともあります。

例えば、

・陣痛が始まっているのに、子宮口が開かない

・子宮口が5センチ以上開いてから、陣痛が弱くなってしまった

というような場合、陣痛がなかなか進まず、出産までに、20時間以上、長い方では2日間もの間、陣痛の痛みに耐えた、という方もいらっしゃいます。

長引く陣痛が妊婦さんや胎児に与える影響は?

陣痛が長引くことは、妊婦さんやお腹の赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか?

<妊婦さんへの影響>

・陣痛を乗り切るのは体力が必要です。陣痛が長引くと体力が失われます。赤ちゃんを生み出す最後の「いきみ」に力を出せなくなったり、意識が薄れてしまうことも。

・苦しい時間が長引くことで、精神的にダメージを受けます。余りの辛さに泣き出す妊婦さんも。

<胎児への影響>

・赤ちゃん、胎盤、へその緒が圧迫され続けることから、赤ちゃんへ十分な酸素が行き届かなくなる可能性があります

・子宮収縮(陣痛)のたびに、赤ちゃんへストレスがかかるため、赤ちゃんがストレスにさらされる時間が長くなってしまいます

このように、長引く陣痛は、妊婦さんにとっても赤ちゃんにとっても、いいことではありません。

陣痛が長引いたときの対処法は?

陣痛が長引き、なかなか出産できないということは、妊婦さんにとっても、赤ちゃんにとってもよくありません。

妊婦さんと赤ちゃんによって、何かしらのリスクがあると医師が判断した場合、陣痛促進剤や帝王切開などの処置が行われます。

陣痛促進剤は、陣痛の時間を短縮するのではなく、陣痛を起こすために使われます。

例えば、前期破水しているのに、陣痛が起こらなかったり、予定日が大幅に過ぎているのに陣痛が起こらない場合です。

また、一度陣痛が起こったのに、途中で陣痛が遠のいてしまったり、微弱陣痛からなかなか進まないとき、陣痛が弱いために子宮口がなかなか開かないときに使われます。

また、妊娠高血圧症候群など、母体に合併症があり、出産へのリスクが高いと考えられる場合にも使われます。

吸引は、赤ちゃんが下に下りてこれなかったり、旋回異常、産道が狭いときに使われます。

経腟分娩が困難な場合は、緊急帝王切開になる場合もあります。

なるべく、自然に産みたいと希望されることと思いますが、一番大事なのは、母子ともに健康であることです。

陣痛の長さや、出産の状態は、個人差が大きいですし、妊娠の経過が良好だったからと言って、いわゆる「安産」になるとは言い切れません。

どんな状態に陥っても、無事に出産できることを一番に考えて下さいね。

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陣痛を長引かせない為にできることは?

陣痛が進まない、長引いてしまう、という場合「微弱陣痛」であることが考えられます。

微弱陣痛とは、子宮口が開いて来ているのに、出産に至るほどの強い陣痛へ進まない場合や、一度起こった陣痛が、弱くなったり、陣痛の間隔が遠のいてしまうことを言います。

微弱陣痛になってしまうと、出産までの時間が長くなってしまいますので、母体の体力が落ちたり、赤ちゃんの健康状態が懸念されるときは、陣痛促進剤の使用を検討しなければならなくなります。

では、微弱陣痛を予防するためにできることはあるのでしょうか?

出産を長引かせないためにも、次のことに注意してください。

◎妊娠中、体重が増えすぎないように気を付ける

妊娠中の体重増加の目安は、もともとの体重にもよりますが、一般的には7~10キロと言われています。

それ以上、体重が増えてしまうと、産道の内側にも脂肪が付いてしまい、産道の伸びが悪くなるそうです。

また、体重が増加は、そのままお腹の赤ちゃんの体重増加に繋がる可能性も否定できませんので、大きすぎる赤ちゃんの場合は、出産が長引くことがあります。

◎なるべくリラックスする

陣痛や出産の不安や恐怖によってストレスを感じると、陣痛が弱くなってしまったり、産道が固くなって、赤ちゃんが出てくるのに時間がかかる可能性があります。

陣痛を怖がらず、ありのままを受け入れるようにしましょう。

陣痛を促進するハーブティを飲んでおくと、リラックス効果だけでなく安産効果も期待できます。

◎陣痛中も体を動かす

臨月に入ると、医師や看護婦から「たくさん歩くように」と指導される方もいらっしゃるかもしれません。

歩いたり、階段を上ったり、適度に体を動かすとお腹が張ってきますので、陣痛に繋がることがあります。

母体の体力に余裕があれば、適度に体を動かしてみましょう。

◎こまめにトイレに行く

膀胱に尿が溜まっていると、微弱陣痛になるそうです。

陣痛の間は、こまめにトイレに行き、膀胱の中をスッキリさせておきましょう。

長い陣痛の時間を乗り切るには?

もし、陣痛が長引いてしまった場合、少しでも楽に乗り越えるための方法はあるのでしょうか?

◎リラックスする

長い陣痛の時間を乗り切るには、リラックスすることが大切です。

陣痛の痛み、出産の恐怖から、体が固くなってしまうと、それだけで体が疲労しますし、赤ちゃんへ十分な酸素が行き届かなくなってしまいます。

まずは、リラックスするように、意識しましょう。

リラックスするには、腹式呼吸が大切です。

人間は「息を吸う」ことは無意識にできますので「息を吐く」ことに集中してみて下さい。

私も、陣痛がピークのときは、痛みのあまり息を吸いこむことばかりに気を取られ、息を吐くことを忘れてしまい「過呼吸」になってしまいました。

それこそ「死ぬかと思った」瞬間です。

◎しっかり水分を取る

陣痛の間は、呼吸が荒くなります。

腹式呼吸を行ったり、出産に向けての呼吸法を行ったりすると、口の中がカラカラになってしまいます。

体に水分が不足すると、微弱陣痛になりやすいので、ひと口、ふた口でも構いませんので、水分を補給するようにしてください。

もちろん、水やお茶、陣痛を促進するハーブティなど、甘くないものを選んで下さいね。

水分と併せて、リップクリームがあるといいですよ。

◎少しでも睡眠を取る

長引く出産を乗り切るには、十分な体力が必要です!

陣痛の合間に、ほんの数分眠るだけでも体力が維持できます。

長引く陣痛で疲れたときは、楽な姿勢をとり、目を閉じるようにしましょう。

まとめ

私の場合、初産のときの陣痛時間は8時間、第二子と第三子のときは、陣痛時間が3時間程度だったので、いわゆる安産だったと思います。

それでも、陣痛の痛みを乗り越えるのは辛いものですし、体力が必要です。

陣痛の波がやってきたときは、体中に力が入ってしまうので、タオルなどを握り締めるといいですよ。

私は、主人の手を握りしめていたのですが、あまりに強く握りしめてしまったせいで「イテテテて!」と悲鳴をあげたのは、私ではなく、主人でした。

それほどの力で、主人の手を握りしめていたのです。

陣痛の痛みがやってくるときは、体全体に力が入りますし、その力はものすごいものです。

力が入りすぎると、顔の血管が切れてしまう方もいらっしゃいます。

それほど、出産というのは「力」が入るものなのです。

上手にリラックスできるよう、腹式呼吸を忘れないで下さいね!

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