陣痛が来るのを、心待ちにしている妊婦さん達!
「いったい何時くらいに陣痛が始まるのか?」と気になりませんか?
陣痛が始まりやすいと言われているのは、「満月の夜」や「台風の日」「大雪の日」などと言われていますが、「陣痛が始まりやすい時間帯」というのがあるのだそうです!
確かに、私自身もこの「時間帯」に陣痛が始まりました。
どんな時間に陣痛が起こりやすいのか、興味がありますよね?
そして「陣痛が10分間隔になったら病院へ来てください」とよく言われますが、「10分間隔の意味がわからない」という方はいらっしゃいませんか?
陣痛が起こる前に、しっかり学んでおきましょう!
今回は、「陣痛が始まりやすい時間帯」と「陣痛の測り方」についてご紹介します。
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陣痛が始まる時間帯って?
「陣痛が始まりやすい時間帯」があるのをご存知ですか?
家族が起きていて、タクシーがつかまりやすく、病院にいる看護婦の数が多いのは「昼間」ですよね?
「昼間の時間に陣痛が始まってくれれば慌てずに済む」と昼間の陣痛を希望されている方は多いと思います。
しかし陣痛が始まりやすい時間帯は「夜から明け方」の「夜間」なのです。
なぜ、陣痛は夜間に始まりやすいのでしょうか?
この理由は、人間の体に備わる自律神経の働きが関わっています。
自律神経は、緊張したり興奮したりすると優位になる「交感神経」と、リラックスしているときに優位になる「副交感神経」があります。
陣痛は、副交感神経の働きによって引き起こされます。
そのため、体がリラックスしている「夜間」に陣痛が起きやすいと言われているのです。
また、台風や大雨などを引き起こす「低気圧」は、自立神経に影響を与えるそうです。
「低気圧の日は頭痛がする」という経験をされたことがあるかもしれませんが、これと同様に、低気圧の日は陣痛が始まりやすいとも言えます。
さらに、陣痛が始まる時間帯についての、研究データがあります。
新潟県立看護大学の研究によると、陣痛開始の時間帯で一番多かったのが夜間(18時~翌朝6時)です。
夜間の時間帯の中でも、1時~5時の間に、陣痛が来ることが多くなっていることが、統計学上明らかにされているそうです。
そして、陣痛発生時刻で最も多いのは「3時」、二番目が「1時」、前期破水が発生しやすい時刻は、「22時~6時」の間だと言われています。
私の場合、第一子は明け方4時に前期破水しました。
第2子、第3子は、それぞれ21時、22時に、陣痛が始まっています。
データ通り、夜間に陣痛が始まりましたよ。
夜間や早朝に陣痛が始まると、身支度する余裕もなくなりますので、予定日が近づいたら、病院へ着ていく洋服を枕元に用意しておくと安心です。
陣痛の時間の測り方は?
初めて陣痛を迎える妊婦さんの中には、「陣痛の測り方がわからない」という方もいらっしゃいませんか?
「痛みが続いている時間を測ればいいの?」それとも、「痛みと痛みの間隔を測るの?」と迷いませんか?
正しい陣痛の時間の測り方は「痛み始めてから、次の痛みが始まるまでの時間」を測定します!
陣痛の痛みには、波がありますので、一度、痛みの波がやってくると、痛みが30秒~1分ほど続き、その後痛みがなくなります。
そして再び、何分後かに、痛みの波がやってきます。
例えば、9時00分に痛みの波が始まり、しばらくして痛みの波が遠のきます。
次に、9時20分に痛みの波が始まり、しばらくして痛みの波が遠のいたとします。
この場合、陣痛の間隔は「20分」です。
このように、痛み始めてから、次に痛みが来るまでの時間を測定して下さいね。
初産の場合、「陣痛が10分間隔になると病院へ連絡するように」と言われると思います。
一般的に、陣痛の間隔は、開始食後は30分くらいだったものが、20分 ⇒ 10分 ⇒ 5分 ⇒2分と、お産に向けて縮まって行きます。
それに伴い、痛みの強度が強くなって行きますので、陣痛の間隔がまだ長いうちに、シャワーを浴びたり、食事をしたり、身支度したり、眠っておくようにしましょう。
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陣痛の間隔がわからない!バラバラなときは?
初産の場合、「陣痛が10分間隔になったら病院へ連絡を!」と言われていますよね?
しかし、いつまでたっても10分間隔にならないこともあるのです。
例えば、 15分 ⇒ 13分⇒ 10分 ⇒ 8分 ⇒ 9分 ⇒ 10分・・・
など、陣痛の間隔がぴったりにならず、バラバラなままが続くことがあります。
いつまでたっても15分間隔から縮まらないこともよくあることです。
陣痛が始まったからと言って、痛みの波がぴったり10分間隔でやってくるわけではありません。
痛みの感じ方もそのときによって違うので、弱い痛みの場合は、カウントし忘れてしまうことも考えられます。
もし痛みの間隔がバラバラであっても、それが長く続く場合は、念のため病院へ連絡するようにして下さい。
10分間隔にならないからといって、そのまま待っていた場合、一気に陣痛が進み、痛みのあまり動けなくなることもあります。
特に、経産婦の方の場合は、いきなり陣痛の間隔が2~3分に縮まることもありますし、既に子宮口が開いている場合もあります。
お産の進み具合は、個人差が大きいですし、マニュアル通りには行きませんので、気になる場合は、遠慮せずに病院へ行ってください。
陣痛の不安をなくすためには、妊娠後期に入ったら陣痛を促進してスムーズなお産をサポートするハーブティを飲んでおくことをお勧めします。
まとめ
陣痛が始まるのは、大雨や台風の日、満月の日、など言われていますが、私の場合はどれも当てはまりませんでした。
しかし、3回の出産のうち、前期破水や陣痛が始まったのは、夜間でした。
3回とも、天気のいい日で、夜空の星を眺めながら病院へ向かったのを覚えています。
私が第一子を出産するときは、前期破水から始まったので、陣痛が起きる前に病院へ行きました。
病院では、陣痛の間隔を測るモニターをお腹に装着していたので、自分で陣痛の間隔を測ることなく出産を迎えました。
第二子のときは、「下痢の腹痛とそっくりな下腹部痛」があり、すぐに「陣痛だ」と気付きました。
時間を測ると、既に15分間隔だったのですぐに病院へ向かい、そのまま分娩台へ上がり、30分ほどで出産しました。
第三子のときも、同じく「陣痛」を感じ、時間を測ると10分間隔だったので、すぐに病院へ向かいました。
陣痛に気付いてから病院へ到着するまでの時間は、30分くらいだったと思いますが、その間にどんどん痛みが強くなり、病院へ着くころには、歩けない程の強い痛みになっていました。
そしてすぐ分娩台へ上がり、30分くらいで出産しました。
たとえ陣痛の痛みの間隔がバラバラであっても、15分から縮まらなくても、その後どのように変化するかはわかりません。
特に、病院まで時間がかかる方は、早め早めの行動が大切ですよ!
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