妊娠中の夫婦喧嘩は情緒不安定のせい?赤ちゃんに影響ある?

「妊娠」は、夫婦にとってこの上ない幸せです。

妊娠中は、生まれてくる赤ちゃんのことを想像したり、赤ちゃんの名前を考えたり、ベビー用品を揃えたり・・・夫婦の絆がより一層強まる時期でもあります。

その一方で、これからの人生や子育てのことなど夫婦で決めて行かなければならない問題が山積みとなり、お互いの意見や価値観の違いに直面することもあるでしょう。

つまり妊娠中は、夫婦の仲が深まる一方で、夫婦喧嘩が起こりやすい時期だとも言えるのです。

普段であれば、つまらないと思える喧嘩であっても、子育てに関わる大切なことが原因で喧嘩になった場合は、取り返しのつかないほど夫婦の仲が冷め切ってしまうこともあるようです。

今回は「妊娠中の夫婦喧嘩の原因」や「夫婦喧嘩が与える胎児への影響」についてご紹介して行きます。

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妊娠中の夫婦喧嘩の原因は「妻の情緒不安定」だけではない?

妊娠する前は仲の良いおしどり夫婦だったのに、妊娠した途端に喧嘩が増えたというカップルは意外と多いようです。

なぜ妊娠中は夫婦喧嘩が起こりやすいのでしょうか?

夫婦喧嘩となるきっかけはたくさんありますが、ここでは妊娠中によくある代表的な夫婦喧嘩の原因を4つ見て行きます。

妻が情緒不安定になる

妊娠すると、女性の体内では女性ホルモンのバランスが大きく変化するのですが、それによって女性は「情緒不安定」に陥りやすくなります。

そのため、何気ない夫の一言にすぐ「イラっ」「ムカッ」と来て言い返してしまったり、逆に深く傷ついて「こんな人だと思わなかった」など失望してしまい、喧嘩になりやすいようです。

妻が夫の態度に不満を感じやすい

妊娠中の体は普段とは異なりますので、たとえ妊娠経過が順調な方であっても少なからず「しんどい」と感じるものです。

特に、妊娠初期のつわりの時期は、これまで経験したことのない不快な症状が襲ってくるのですから、妻は精神的にかなりダメージを受けてしまいます。

そんなとき、夫の優しさや労りの態度が見られなかったり妻の様子に無関心であったりすると、妻は夫へ不満を抱きやすく、夫婦喧嘩に発展しやすいのです。

(「夫にイライラ!?夫嫌いはマタニティブルーのせい?」に関連記事を書いています。)

妻が抱える不安を夫が理解しない

妊娠は喜びでもありますが、それと同時に妻側は大きな不安を抱えるものです。

未知なるお産への不安、痛みへの恐怖、お腹の赤ちゃんの発育、出産後の子育てについてなど悩みは尽きません。

これらの悩みは答えの出ない悩みですから、クヨクヨと考え過ぎてしまったり、落ち込んでしまったり、酷い場合はマタニティブルーにまで発展することすらあります。

しかし、このように苦しんでいる妻の気持ちを夫が理解せず、妊娠前と同じような態度で接したり、「考えすぎだよ」といった軽い言葉で聞き流してしまうと、妻は「うちの夫は何もわかってくれない!」「今後も一緒にやっていけるのかわからない!」という気持ちが起こり、夫婦喧嘩に繋がるようです。

親としての自覚のギャップ

妊娠すると、女性はどんどん体が変化して行きますので、妻は母親としての自覚が芽生えやすいのですが、体の変化が起こらない夫は父親としての自覚が育ちにくく、そんなギャップが喧嘩の原因となることもあるようです。

妻の変化に対する夫の不満

妊娠中は、妻だけでなく、夫側にも心の変化が少なからず起こります。

例えば、情緒不安定な妻に対し「妊娠してから自分へ冷たくなった」「自分へのあたりが強くなった」と感じ、妻への愛情が薄れることがあるようです。

さら妻が、つわりなどで大変だったとしても「妊娠を理由に、家事を全て夫に押し付けて来る」ようであれば、夫にも不満が溜まって来ます。

すると「今後、このような女性と一緒に子供を育てていけるのか」「出産後も『育児』を理由に家事をやらないのではないか」と疑問を抱くようになり、喧嘩が起こりやすくなると言えます。

(「夫がマタニティブルー?妻の対応は?」に関連記事を書いています。)

このように、妊娠中は妻も夫もお互いに不満やストレスを抱えやすくなるため、喧嘩が生まれやすいと考えられます。

妊娠初期と後期で夫婦喧嘩の原因は異なる?

上記では妊娠中に起こりやすい夫婦喧嘩の一般的な原因をご紹介しましたが、ここでは妊娠初期と妊娠後期に分け、さらに詳しい夫婦喧嘩の原因について見て行きます。

妊娠「初期」の喧嘩の原因

妊娠初期は、何と言ってもつわりが辛い時期です。

このつわりの辛さというのは、経験した人にしかわからないものでもあります。

しかも妊娠初期は、お腹もまだ大きくないですから、家事ができない場合は何となく「怠けている」ように見られることも多いものです。

急に家事をやらなくなった妻を見て、「最近手抜き料理だね」「部屋が汚いね」など夫が心無い言葉をかけてしまうことで喧嘩が起こりやすくなります。

また、妊娠中のつわりの程度は人によって大きな違いがあり、場合によっては陣痛よりも辛いこともあります。

ですから、ほかの妊婦さんと比べられることは妻にとっては良い気持ちはしません。

それを夫にはきちんと理解しておいて欲しいものですが、情緒不安定な妻に日々気を使わなければならない夫にもストレスが溜まります。

このように、妊娠初期の夫婦喧嘩の原因は「妻の体調不良」「情緒不安定」「急激な生活の変化」などが招く、お互いの不満やストレスだと考えられます。

妊娠「後期」の喧嘩の原因

次に、出産までわずかとなった妊娠後期の夫婦喧嘩の原因には、どうなものがあるのでしょうか。

妊娠後期に入ると、妻の体調は安定してくるものの、お腹がかなり大きくなってきますので、今度は生活する上で思ったように動けない場面がたくさん出てきます。

例えば、靴紐が結べない、足の爪が切れない、体が思うように動かない、などというのは殆どの妊婦さんが不便だと感じているものです。

日々の中でそういった不便さが積み重なって行くと、妻のストレスがMAXになって行きます。

また妊娠後期は、陣痛の不安や出産への恐怖から、妻は気持ちが落ち込みやすい状態にあります。

そんなとき夫から、「出産はまるで他人事」のような態度を取られたり、親になる自覚の少ない夫の様子を見ると、妻はつい小言を言いたくなって喧嘩に発展するケースが多いようです。

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妊娠中の夫婦喧嘩が及ぼす赤ちゃんへの影響は?

妊娠中の夫婦喧嘩は、どのカップルにも起こりうることですが、気になるのは夫婦喧嘩が及ぼすお腹の赤ちゃんへの影響です。

実は、ママがストレスを抱えると血行が悪くなり「赤ちゃんの発育に影響が出る恐れがある」とも言われています。

また、妊娠中に夫婦喧嘩が多かった夫婦の赤ちゃんは、「アレルギー体質になりやすい」とか「情緒不安定になりやすい」とも言われています。

赤ちゃんは早い段階で耳が聞こえています。

ママやパパの優しい声だけでなく、夫婦喧嘩の声もしっかり聞いています。

いつもママやパパが言い争っている声を聞いて育った赤ちゃんは、やはり何らかの影響が出てしまうのかもしれません。

お腹の赤ちゃんに不安な気持ちを与えないためにも、夫婦喧嘩はできるだけ控えたいものですね。

(「妊娠中の夫婦喧嘩が及ぼす影響とは?夫婦関係を良好に保つには?」に関連記事を書いています。)

おわりに

妊娠すると、生活が変わります。

つまり、人生設計が変わるということです。

ですから、今後の生活について、夫婦で話し合うべきこと、夫婦で決めなければならないことがたくさん出て来ます。

お互い違う考えを持った「夫婦」ですから、妊娠中の夫婦喧嘩はある意味避けられないでしょう。

私も、妊娠中はたくさん夫婦喧嘩をしました。

私は特に悪阻がひどかったので、吐き気にうなされている私の横でテレビを見ながら普通にご飯を食べている夫を見てイライラしたり、出産予定日直前にも関わらずお酒を飲んでいる夫に失望したり・・・喧嘩のタネはたくさんありました。

夫婦喧嘩は悪いことではない、と個人的には思います。

ただ、喧嘩をしても、そのあとが大切です。

あまり尾を引かないよう、早めに元の関係に戻れるといいですね。

妊娠中の喧嘩が離婚問題にまで発展するケースも少なくないようですから、そんな事態を避けるためにも、夫婦喧嘩をしたときは一旦冷静になり、互いに理解し合う姿勢を心掛けたいものですね。

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