電子レンジが与える妊婦さんへの影響は?電磁波って何?

食べ物を調理したり温めたりと、一日何度も活躍してくれる「電子レンジ」。

現在では「電子レンジ調理用のレシピの本」なども発売されており、私達の日常生活に電子レンジは欠かせない道具となっています。

特に妊娠中は、つわりや体調不良でキッチンに立つのが辛いときもありますから、火を使わずに調理できる電子レンジを使う機会が増えるのではありませんか?

このように主婦の味方である電子レンジですが、実は様々な健康への悪影響が取り上げられているのをご存じですか?

これまで気にならなかった些細なことが気になり始める妊娠期。

「妊娠中に電子レンジを使用しても大丈夫なのかしら」と不安に感じている妊婦さんもいらっしゃるかもしれませんね。

今回は「電子レンジが体へ及ぼすリスク」や「妊娠中の電子レンジの上手な使い方」について調べてみました。

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電子レンジが与える妊婦さんへの影響は?

冒頭でも述べましたが、電子レンジはとても便利な電化製品です。

「火は不要」「調理器具も不要」「お皿ごと調理したり温めることができる」なんて主婦の味方ナンバーワンとも言える道具です。

しかし「電子レンジは健康への悪影響がある」とも言われているのをご存じですか?

電子レンジが与える健康への影響は、電子レンジから発せられる「電磁波」によるものです。

ここで出てきた「電磁波」とは、簡単に言うと目に見えない「電波」のことです。

電子レンジは「マイクロ波」という電波が使われているのですが、このマイクロ波というのは「食品内の細胞を短時間で局所的に加熱させる働き」があります。

この「局所的な加熱のしくみ」によって、私たちはあっという間に「レンジでチン」できるのですが、一気に加熱させられた食品中の細胞はダメージを受けて活性酸素を出し、細胞の損傷は周囲まで及ぶのだそうです。

このようなマイクロ波の「細胞への影響」を人体へ当てはめた場合、私達の身体の中でも同じような細胞の損傷が起こると考えられることから、人間がこのマイクロ波を浴びると「白内障」や「頭痛」さらには「発がんのリスクが上がる」と一部の有識者の間で言われています。

特に、妊婦さんがお腹にマイクロ波を浴びた場合は、細胞分列が活発な胎児に悪影響を及ぼし、将来的に小児がんなどのリスクが上がるとも考えられているそうです。

また、電子レンジから漏れてくる「微量な」マイクロ波を浴びると、

・頭痛

・めまい

・吐き気

・目の痛み

・不眠

などの症状が現れる「電磁波過敏症」の方もいらっしゃいます。

電磁波過敏症は日本ではあまり聞きなれない名前ですが、ヨーロッパでは既に認知されつつあり、電磁波過敏症の治療が進められているそうです。

その一方、マイクロ波(電磁波)には、体温を上昇させたり、細胞を変化させたり、活性酸素を発生させる影響を持っていることは確かではあるものの、「人体に悪影響を与える」という科学的な結論は出されていないのも事実です。

世界保健機関(WHO)でも、「電磁波の発がん性の可能性について否定はできないが、因果関係は証明されていない」と発表されています。

つまり、電子レンジは「安全」とも「危険」ともどちらとも言い切れないのが、本当のところなのです。

電子レンジのリスクを避けたい妊婦さんが注意すべきことは?

「電子レンジのマイクロ派が与える人体への悪影響」について科学的な根拠は出されていないものの「マイクロ波には、細胞を化学変化させる働きがある」ことは事実です。

そのため、電子レンジを安全に使うために通常の電子レンジには、マイクロ波が漏れて来ないよう漏洩予防策が取られているようですから、強力なマイクロ波を浴びることは考えにくいとされています。

ただ「微量な」マイクロ波の漏洩は防げないのだそうです。

また古い電子レンジやドアパッキンが劣化しているような電子レンジの場合は、マイクロ波が多少なりとも漏れてしまっていることもあるようですから注意が必要です。

では、妊婦さんがマイクロ波を避けるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、電子レンジを使用中に電子レンジから離れることです!

なぜならマイクロ波は、発生源から離れれば離れるほど弱くなるという性質があるからです。

くれぐれも、

× チンできるまで電子レンジの前に立っている

× 電子レンジを使用中に電子レンジの中を覗き込む

ことはやめましょう。

電子レンジを使用する際は、最低でも1mくらい離れて下さいね。

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電子レンジよりキケン?妊婦さんが避けるべき電磁波は?

電化製品であれば少なからず電磁波が発生しますから、電磁波のリスクは電子レンジだけではありません。

例えば、携帯電話、パソコン、テレビ、掃除機、IHクッキングヒーター、炊飯器など・・・。

しかし、現代に生きる妊婦さんにとって、これらの電化製品を完全に排除することは不可能ですから、ある程度は目をつぶることも大切です。

ただ、電磁波の影響を少しでも減らしたいと考えるのであれば、「電磁波の影響が強い電化製品」の使用を控え、使い方を工夫するようにしましょう。

電磁波の影響が強い電化製品とは、「直接肌に触れるもの」です。

例えば、

・ホットカーペット

・電気毛布

・電気こたつ

・ドライヤー

・電動シェーバー

・携帯電話

などです。

もしもこれらの電化製品を妊娠中に使用するのであれば、使い方を工夫してみましょう。

例えば、ホットカーペットや電気毛布であれば、予め暖めておき使用する際は電源を切るようにしたり、携帯電話はマイクとイヤホンを使用して体から離して使用すると、浴びる電磁波の力を弱めることができます。(参照:電磁界情報センター)

また、携帯電話の電磁波を規制する動きが強まっていることから、携帯電話には電磁波の安全基準が設けられています。

これは携帯電話の「SAR(比吸収率)」の値で確認することができ、携帯電話の機種ごとに表記されていますので、新たに携帯電話を購入されるときは、SAR値も確認してみるといいでしょう。

(参照:SAR値一覧 http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.html)

ちなみにAppleは、iPhoneを持ち歩くときに「体から15mm以上離す」ことを推奨しています。

こうして見ると、携帯電話を首から下げたりポケットに入れておくのはやめた方がよさそうですね。

(「妊娠中の新幹線は〇〇の影響あり!注意すべきことは?」に関連記事を書いています。)

妊婦さんの電磁波防止にエプロンや腹巻はお勧め?

電磁波防止のために、妊婦さん向けのエプロンや腹巻があるのをご存じでしょうか?

実はこのような電磁波防止グッズは、「お腹だけ覆っても、ほとんど意味がない」そうなのです!

電磁波防止エプロンをしているからという安心感で、電子レンジの前に立っていては逆効果になってしまいます。

たとえ電磁波防止グッズを使用したとしても、「万全ではない」ことを覚えておいて下さいね。

おわりに

私が電磁波の健康被害を知るようになったのは妊娠後です。

それまでは、何も考えず電子レンジを多用していました。

しかし「電磁波の人体への影響はすぐには現れず、10年後など遅れて出てくる」ことを知ってから、私は電子レンジの使用をやめました。

たとえ科学的根拠がなくても、予防対策を取ることが大切だと考えるからです。

電子レンジ以外にも強い電磁波を発する電化製品はたくさんありますが、電磁波の強弱を知る目安として「消費電力の大きい電化製品=電磁波が強い」というものがあります。

そして、電磁波を無くすには「電源を切ること」です。

つまり、消費電力の大きい電化製品の使用を控えてこまめに節電することが、電磁波からの自己防衛対策になるのです。

そう考えると「電磁波を予防すると、電気代が安くなる(笑)」と思いませんか?

電磁波についてはあまり興味のない方であっても、電気代節約となると俄然やる気が出て来そうですね!

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