妊活中の男女はお酒をやめるべき?飲み会の上手な断り方は?

妊活をきっかけに、食生活を見直すカップルは多いものです。

「妊娠しやすい体作りをしよう!」と、女性ホルモンと似た成分のある大豆製品や、冷え性改善のためににんにくやしょうがなどを積極的に食べようと工夫している人もいらっしゃるでしょう。

その一方で、不妊治療には熱心であるものの、食べ物や飲み物には「無関心」なカップルがいるのも事実です。

例えば、「お酒」。

女性の場合、「妊娠したら飲めなくなるから、今のうちにたくさん飲んでおこう」と考える方もいらっしゃるのでは?

男性であれば「どうしても付き合いで飲まなければならない」という方も多くいらっしゃるでしょう。

お酒好きな方にとってお酒をガマンするのはつらいことですが、お酒は妊活力と関係があるのでしょうか?

今回は、妊活中の男女に向けて「妊活とお酒の関係」についてご紹介して行きます。

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妊活中にお酒はNG?

お酒の飲み過ぎは、健康によくないことはみなさんご存知だと思いますが、お酒は妊活にも何等かの影響を与えるのでしょうか?

実はお酒には、妊娠力を「下げる」という意見と「上げる」という意見の両方があることがわかりました。

お酒で妊娠力が「下がる」という見解

お酒(アルコール)は、肝臓で分解(解毒)される際に活性酸素を発生させ、老化を早める原因となります。

つまり女性の場合、大量の飲酒は卵子の老化を進める一因になると考えられます。

実際に、ヨーロッパで行われた「不妊症とアルコール摂取の関係」について調査を行ったところ、「お酒を飲む量が増えるほど、妊娠しにくくなった」というデータがあるそうです。

ただ、アルコールの摂取量と不妊の関係は「30歳以上の女性」に見られたことであり、「30歳未満の女性であれば、アルコールの摂取は妊娠へ影響を与えなかった」という報告もありました。

こうしてみると、「30代以降の女性の方は、過度の飲酒で妊娠力が低下する」と言えそうですね。

では、男性の場合はどうでしょう。

男性がたくさんのアルコールを摂取した場合、女性の場合と同じくアルコールによる活性酸素の影響によって精子の濃度、運動性などが低下し、結果的に「受精の確率が下がる」と言われています。

男女ともに、禁酒とまで行かなくても大量にお酒を飲むことは控えた方がよさそうです。

お酒で妊娠力が「上がる」という見解

「適量の飲酒」は、妊娠に影響を与えないという説もあります。

それどころか、適量の飲酒は妊娠力を上げるというデータもあるのだとか!

これもヨーロッパで行われた研究によるものですが、「ワインを飲む女性は飲まない女性に比べて、妊娠するまでの期間が早い」というデータがあるそうですよ!

最近話題の、ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用でしょうか・・・?

ただ、飲酒が妊娠力に影響を及ぼさないのは自然妊娠の場合に限るようで、「体外受精においては飲酒の量が多いほど成功率が下がる」というデータもあるようです。

また、男性についてですが、「適量の飲酒をする男性は、飲酒をしない男性と比べて体外受精率が上がる」というデータもありました。

適量のお酒を楽しむことで、血の巡りがよくなったり、ストレスから解放されることで妊活力が上がるのかもしれませんね。

このように、妊活においてお酒は「よい」とも「悪い」とも言えないのですが、もしも妊娠していた場合、アルコールは赤ちゃんの低体重や奇形などのリスクを高めます。

いつ妊娠してもおかしくない妊活中は、特に女性はお酒を控え目にしておいた方が安心ですね。

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妊活中に飲めるお酒の適量は?

妊活中だからと言って、必ずしも禁酒しなければならないわけではありません。

女性の中には、「妊娠していることに気付かず、妊娠初期までお酒を飲んでいたけど、健康な赤ちゃんを出産した」という方もたくさんいらっしゃいますし、「妊娠発覚前であれば、アルコールが与える胎児への影響はないためあまり気にしなくてもよい」という意見もありますから、妊活中の今から「大好きなお酒をガマンする必要はない」でしょう。

とはいえ、妊活中に大量に飲酒することはお勧めできません。

では、どれくらいのお酒の量であれば許容範囲と言えるのでしょうか?

厚生労働省が出している情報によると、一般の人が飲むお酒(純アルコール)の一日の適量は「20g」だそうです。

これは、ビール中瓶一本、日本酒一合にあたります。

妊活中であればもう少し控えた方が安心ですから、一日ビール1缶(350ml)くらいなら適量と言えるのではないでしょうか?

お酒好きの人にはちょっと物足りない量かもしれませんが、今ここでお酒との付き合い方を考えてみるといいかもしれません。

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妊活中にお酒に誘われたらどうやって断る?

「妊活中の今からお酒を控えよう!」と決心したとしても、仕事や付き合いでどうしても飲み会などに誘われることがあるかと思います。

妊活中であることをオープンにしていれば断りやすいですが、そうでない場合、うまく断るのはなかなか難しいものです。

特に男性にとって飲みの席は「仕事の一部」でもありますから、うまく断らないと人間関係にヒビが入る可能性も・・・。

そこでここでは、相手に失礼のない断り方について調べてみました。

まず、断るときの一番のコツは「その場で決断し、すぐ断ること」です。

一番よくないのが、「行くか行かないかの決断を先延ばしにし、最終的にドタキャンする」というパターンです。

そして断る理由ですが、次の理由であれば角が立ちにくいと言えるでしょう。

家族を理由にする

・妻に買い物を頼まれている

・親が来る

・親を病院へ連れて行く

・上の子のお世話やお迎えに行かなければならない

・妻や子供の体調が悪いから看病しなければならない

など。

体調不良を理由にする

・胃が痛い

・風邪を引いている

・風邪薬を飲んでしまった、

など。

ただ、ドクターストップがかかっていると言った理由はちょっと大げさですし、体調不良というのは相手を心配させてしまいますから毎回この手を使うのはやめましょう。

先約が入っていることを理由にする

・友人との飲み会がある

・歯医者の予約がある

・宅配便が届く

など。

断る理由は何であれ、断る際には必ず誘ってもらったことへの「お礼の気持ち」を忘れずに伝えると人間関係も良好に保てるでしょう。

そして、妊活中だからと言って毎回飲み会を断る必要はありません。

「適度な飲酒」であればいいわけですから、たまには出席したってよいでしょう。

むしろ真面目な人ほど「断ることがストレス」になる場合もありますから、これでは妊活には逆効果です。

「普段よりも控えめに」という心掛けを忘れずに、お酒と上手に付き合って行きたいものですね。

おわりに

お酒が好きな人にとって、禁酒はつらいものです。

とはいえ、禁酒が妊活力を上げる可能性があるのであれば、夫婦で禁酒に挑戦してみるのものいいですね!

ここで大切なのでは、「夫婦で取り組む」ということです!

特に女性の場合、うまく妊娠できたとして、妊娠~授乳中まで長い期間お酒が飲めなくなるのですから、男性も妻の気持ちに寄り添うことが大切です。

妻に「どうして私だけ…」という感情を抱かせないよう、夫婦で力を合わせて下さいね。

そして、大酒飲みの女性であっても妊娠するときはします。

下戸であっても不妊になる人もいます。

妊娠は、お酒だけに左右されるわけではありませんが、「授かるために大好きなお酒をガマンできた」としたら、それはあなたの大きな自信につながると思いますよ!

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