妊活中の女性にNGな食事は?禁止な食べ物はある?

妊娠すると、食べ物に気を遣う女性は多いものです。

それは、多くの女性が「自分が口にしたものが、赤ちゃんの成長に繋がる」ということをわかっているからでしょう。

では妊娠前の、いわゆる「妊活中」の場合はどうでしょうか。

やはり、妊娠を希望する女性は食べ物には気を付けるべきなのでしょうか?

結論から言うと、「妊活中の食事はとても大切である」と言えます。

なぜなら、食生活を工夫することによって妊娠しやすい体作りに役立つだけでなく、もしも妊娠した場合に赤ちゃんへ及ぼす様々なリスクを軽減できるからです。

とは言うものの、妊活中の食事というのは、何か特別な食事ではありません。

ある特定の食材をたくさん食べるというよりは、まずは「バランスよく何でも食べること」が大切です。

そして、そんな「普通の食事」を取りつつ、「妊活中にマイナスとなる食品を控え目にする」といった食生活を取るとよいでしょう。

そこで今回は「妊活中は控えめにしておきたい食べ物」についてご紹介して行きます。

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妊活中の女性の体に悪い食べ物はある?

たとえ妊活中でも「絶対に食べてはいけない!」といった食品はありません。

「これを食べたら健康によくない!」というものは、妊活中に関わらず控えるべきですからね。

しかし、妊活中にはちょっと気を付けておきたい食品があるのは事実です。

ここでは、妊活中は控えめにしたい食べ物をご紹介します。

生肉

まず妊活中に控えておきたい食品は「生肉」です。

最近では、日本では生肉を食べる機会は減りましたから生肉を食べることは少ないと思いますが、生肉には生きたトキソプラズマという菌が含まれていることがあります。

もしも妊娠中、トキソプラズマが胎児に感染すると、生まれた子供に精神発達の遅れや視力障害などが起こるリスクが発生します。

妊活中は、いつ妊娠してもおかしくないわけですから、肉はしっかり加熱したものを食べるようにしましょう。

ナチュラルチーズ

チーズには、大きく分けて「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」があります。

ナチュラルチーズは「非加熱」ですので、生ものと同じくリステリア菌に感染するリスクがあります。

リステリア菌が子宮や胎盤に付着した場合、不妊症の原因になるそうですから、チーズを食べるときは加熱殺菌されたものを選ぶようにしましょう。

ナチュラルチーズには、「モッツァレラチーズ」「チェダーチーズ」「カマンベールチーズ」「カッテージチーズ」「クリームチーズ」などがあります。

一方、ナチュラルチーズを「加熱」して溶かし乳化剤を加えて再度固めたものを「プロセスチーズ」と言い、「6Pチーズ」「キャンディチーズ」などが当てはまります。

(「妊娠中はチーズを食べてはいけないの?」に関連記事を書いています。)

冷たい食べ物

体が冷えると、胃や子宮や卵巣まで冷えてしまい結果的に妊娠力が低下してしまいますので、妊娠しやすい体作りという点では冷たい食べ物は控えた方がよいでしょう。

アイスクリームやかき氷だけでなく、南国の果物(スイカ、マンゴー、キウイ、パインなど)や夏野菜(トマト、きゅうり、なすなど)も体を冷やすと言います。

もちろん、飲み物も出来るだけホットにしたほうが冷え予防になります。

(「妊娠すると冷え性になるのはなぜ?」「妊娠すると果物が食べたくなる?上手な果物の選び方は?」「妊活中にお勧めの食べ物はフルーツ?」に関連記事を書いています。)

アルコール

アルコールは肝臓で解毒される際に活性酸素を発生させます。

活性酸素は体内の老化を早める原因となりますので、つまりは卵子の老化にも繋がります。

特に、冷えたビールやサワーは体を冷やしますので、飲み過ぎには気を付けましょう。

(「妊活中の男女はお酒をやめるべき?飲み会の上手な断り方は?」に関連記事を書いています。)

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不妊に効く?女性ホルモンを増やすための食事とは?

妊活中は、控えたい食品がある一方で、積極的に取り入れたい食品もあります。

それは、女性ホルモンを整える働きのある食べ物です。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンというものがあるのですが、この二つは排卵や受精に大きな役割を担っているため、妊娠するために必要不可欠です。

ですから、女性ホルモンのバランスを整えるような食事を続けることで、妊娠力アップに繋がるかもしれません!

ここでは、女性ホルモンをサポートする働きがあるとされる食べ物をご紹介します。

大豆

女性ホルモンと言えば、大豆製品。

ご存知の方も多いと思いますが、大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに良く似た働きをすると言われています。

ですから、豆腐や味噌、納豆などの大豆製品は、妊活中だけでなく妊娠中や授乳中もぜひ欠かさず取り入れたいものです。

特に、大豆製品が多く使われている和食は、妊活中にお勧めですよ。

キャベツ

次にキャベツです。

「妊活にキャベツ?」となんて意外に思われるかもしれませんが、キャベツに含まれる「ボロン」という物質がエストロゲンを活発化させるために良いと言われています。

ボロンはキャベツのほか、リンゴなどの果物にも含まれています。

ビタミンE

カボチャやアボガドなどの多く含まれる「ビタミンE」は、女性ホルモンの分泌をコントロールする役割があるとされています。

ここで上げた大豆製品やキャベツやかぼちゃなどは、私たちの食卓に毎日上がって来そうなものですし、手に入りやすい食品ばかりです。

和食を中心にバランスよく食べていれば妊活力アップになりそうですが、実は「バランスよく食べる」というにはとても難しいことですよね?

「バランスよく食べなくてはならない!」「バランスのよいメニューを作らなければならない!」ということ自体がプレッシャーになり、ストレスになる人もいらっしゃるのでは?

ストレスは妊娠力を下げてしまいますから、「まずは、食事の品数を増やしてみよう」「体に悪い食事を控えよう」という気持ちで始めてみるといいでしょう。

特に、働いている方や上の子の育児に奮闘している方は食事がおろそかになりがちですから、食生活に自信のない方は妊活に必要な栄養素が凝縮されたサプリメントを取るという方法もありますよ。

妊活中の夫婦にお勧めは「レバー」ってウソ?ホント?

ここまで書いて来たように、妊活中は控えたい食品もあれば、積極的に取り入れたい食品があることがわかりましたが、ここではもう一つ「レバー」について取り上げてみます。

鉄分補給に効果的で健康に良いイメージのある「レバー」ですが、レバーはやはり妊活中もお勧めな食品なのでしょうか?

結論から言うと、妊活中のレバーにはメリットもあればデメリットもあるようです。

メリット

レバーの大きなメリットと言えば、鉄分補給が上げられます。

実は鉄分は「女性ホルモンの分泌をサポートする成分」なのだそうです!

ですから、鉄分不足を解消することで生理不順や排卵障害を改善することが期待できます。

また、貧血が改善されれば全身に栄養が届きやすくなるため疲労回復や冷え性改善にもつながります。

さらには、鉄分には活性酵素を除去する働きもあるそうで、卵子の質の低下を防ぐ効果も期待できるとか。

こうしてみると、鉄分補給は妊活力アップにつながるように思えます。

ただ、鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があり、「ヘム鉄は吸収率が高い」のに対し「非ヘム鉄は吸収率が低い」と言う特徴があります。

ですから、妊活中の鉄分摂取にはヘム鉄を中心に取るといいかもしれません。

ちなみに、ヘム鉄は「肉や魚」に多く含まれ、非ヘム鉄は「野菜や海藻」に含まれます。

デメリット

レバーを食べ過ぎた場合、肝機能などに影響が出る可能性もあるそうです。

さらには、妊娠中にレバーと食べ過ぎた場合、レバーに含まれるビタミンAという成分によって胎児の奇形のリスクが高くなります。

いつ妊娠してもおかしくない妊活中は、レバーの過剰摂取には気を付けましょう。

ちなみに、鉄分の一日の上限はだいたい40mgだと言われています。

40mgとは、例えばレバーで言うと約1kgの量になりますので、毎日1kgのレバーを食べ続けない限り大きな問題はないと思いますが、鉄分が豊富な食品ばかりを食べ続けたうえに、鉄分の栄養補助食品なども取り入れている人は注意しましょう。

このように、レバーが妊活に良いことはわかりましたが、だからと言って食べ過ぎてしまうと結果的に妊活に悪影響となってしまうこともあります。

妊活中であっても、レバーは「一人前」で十分なようですから、レバーだけに偏ることのないよう気を付けて下さいね。

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おわりに

妊娠中はカフェインやアルコールはNGですから食事に制限がかかるのは明らかですが、妊活中も食事には気を付けた方がいいようです。

私は二人目不妊時代、妊活のための食事はあまり考えていませんでした…。

ただ、普段から生肉やフレッシュチーズを食べることはなかったですし、キャベツやかぼちゃや大豆製品は私の大好物なのでほぼ毎日のように食べており、結果的に「妊活にお勧めの食生活」だったと思うのですが、やはり授からないときは授からないものです。

コレを食べれば妊娠できるといった食べ物は残念ながらありませんが、結局のところ「バランスよく栄養を取る」「まんべんなく何でも食べる」という食生活に尽きるのではないでしょうか?

そして、冷えは妊活力を下げると言われますから、冷たい食事だけでなく、体を冷やす「白砂糖(甘いもの)」も控え目にした方が良いかと思います。

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