妊娠初期の体重減少!妊娠悪阻で入院するのはどんなとき?

妊娠初期は、ほとんどの妊婦さんがつわりを経験すると思います。

特に「吐きつわり」を経験する妊婦さんは多く「気持ちが悪くて食べれない」ということが起こります。

そのため、つわりの影響で、体重が減少してしまうことがあります。

妊娠中に痩せてしまうと、赤ちゃんへ栄養が届くかどうか気になるところですが、つわりによって2~3キロ体重が減っても、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。

しかし、「体重減少が激しい」「食べ物だけでなく水分も取れない」「尿も出ない」「フラフラする」などの症状が出て来たら「妊娠悪阻」の可能性があります。

今回は「つわりと妊娠悪阻の違い」と「入院治療が必要な場合」について、ご紹介します。

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妊娠初期の体重減少の理由は?

妊娠初期は、つわりに悩まされる妊婦さんが多いですよね?

つわりは、妊婦さんの90%の方が経験すると言われ、中でも多いのが「吐きつわり」です。

つわりには、個人差が大きくありますが、吐きつわりになると、食事が食べられなくなったり、嘔吐してしまうことがあるため、体重が減ってしまうことがよくあります。

しかし、妊婦さんの半数以上の方が、「吐きつわりによる体重減少」を経験しているそうなので、過度に心配し過ぎることはありません。

妊娠悪阻ってつわりじゃないの?

妊婦さんの多くが、つわりによって体重が減ってしまうのは事実です。

しかし、吐きつわりの症状があまりにもひどい場合は、注意が必要です。

例えば、

○体重が5キロ以上減る(元の体重の10%以上減少する)

○一日に何度も嘔吐する(目安は5回以上)

○何も食べられず、水さえ吐く

○胃液や血液を吐く

○トイレの回数が減り、唇や皮膚が渇いている

○尿にケトン体が出る(ケトン体が出るというのは、体が栄養失調になっているサインです)

○便秘が悪化する

これらの症状が出た場合は、「妊娠悪阻」と言って、つわりではなく「病気」として区別されます。

妊娠悪阻は、妊婦さんの約1%の方がなると言われています。

妊娠悪阻が悪化すると、脱水症状、栄養障害、肝機能障害、多機能不全、脳障害など、母体が危険な状態になる可能性があります。

「つわりは気の持ちよう」などと言われることもあり、「つわりが苦しいのは自分のせい」と自分を責めてしまう妊婦さんもいらっしゃると思いますが、妊娠悪阻は病気ですので、一日も早く病院へ行き、治療を受ける必要があります。

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妊娠悪阻で入院するのはどんなとき?

妊娠悪阻の治療は、栄養と水分を補給するための「点滴治療」を行います。

軽度の場合は、通院で点滴を受けることも可能ですが、妊娠悪阻が重度の場合は、入院の必要があります。

妊娠悪阻で入院した場合は、「安静」と「点滴治療」を行い、場合によっては「絶食」します。

食べると吐いてしまう場合は、絶食が一番いいそうです。

点滴によって、栄養と水分を補給し、母体の経過を見ながら、少しずつ食事を再開します。

入院期間は個人差があり、数日で退院できる方もいれば、数カ月かかる方もいます。

妊娠悪阻は赤ちゃんへ悪影響がある?

妊娠悪阻になったら、母体の健康も気になりますが、同時にお腹の赤ちゃんへの影響も心配になりますよね?

妊娠初期のうちは、まだ胎盤が完成しておらず、赤ちゃんへの影響はほとんどないと考えられます。

また、妊娠悪阻によって、流産するということもありません。

妊娠悪阻の場合、ママが食べれないことは、赤ちゃんへ悪影響は与えません。

ただ、ママが脱水症状になったり、ママの健康状態が悪くなることで、母子ともに危険が迫る可能性があります。

「吐いてばかりで不安だ」「脱水かもしれない」と不安になったら、ためらわず、病院へ行くようにして下さいね。

まとめ

私は、3回の妊婦時代、3回とも妊娠悪阻になりました。

特に、初産のときが重傷で、1カ月間の入院をしました。

24時間の点滴治療と絶食でした。

点滴のおかげで「食べなくても栄養と水分が取れる」という安心感はありましたが、私は、お腹が空くと吐き気が強くなったので、絶食はとても辛かったです。

妊婦さんの中には、点滴をすると「元気になる」「吐き気が治まる」という方もいらっしゃるそうですが、私の場合は、そんなことはなく、点滴中でも、絶食中でも吐いていました。

入院のおかげで、家事をする必要もなく、一日中ベッドに横になっていればいいので体は楽でしたが、大部屋だったため、ほかの患者さんの食事の匂いが漂ってくるのが、辛かったです。

特に、朝ごはんのメニューが納豆のときは、納豆の匂いで吐き気を催し、病室を飛び出したくらいです。

もし可能であれば、妊娠悪阻で入院する場合は、個室をお勧めします。

軽度のつわりであれば、気分転換したり、何かに集中することで、つわりの辛さを紛らわすことができるかもしれませんが、妊娠悪阻の場合は、無理です!

妊娠悪阻は、精神論ではどうにもできない「病気」ですので、迷わず病院へ行き、治療に専念してくださいね!

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