妊娠初期症状は体温が高い?体温が上がらないときは?

生理前になると、イライラしたり、下腹部が痛くなったり、眠たくなったり、食欲が増加したり・・・このような症状を感じる女性は多いものです。

しかし、妊娠初期症状にも生理前と似たような症状が現れるのをご存じですか?

妊娠が成立すると、妊娠を継続するために「黄体ホルモン」という女性ホルモンの分泌が増えます。

この女性ホルモンは、生理前にも増加しますので、妊娠初期と生理前は似たような症状が現れるのです。

しかし、妊娠初期と生理前には大きな違いもあります。

それは「基礎体温」です。

基礎体温の変化によって、妊娠が成立しているかを判断することができます。

今回は、「妊娠していた場合の基礎体温の様子」についてご紹介していきます。

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妊娠初期症状と生理前の体温の違いは?

妊娠初期症状と生理前症状は似ているものですが、この違いを知るためには「基礎体温」を参考にしてみるといいと思います。

基礎体温とは、「朝起きてすぐ、体を動かしていないときに測る体温」のことです。

朝、目が覚めたらすぐ、ベッドの中で体温を測って下さい。

計測のやり方は、基礎体温計を使って、舌の裏側で測ります。

女性の体は、生理周期によって、体温が低くなる「低温期」と体温が高くなる「高温期」に分かれているのをご存じでしょうか?

妊活中の方や、健康管理のために基礎体温を測っている女性の場合、ご自身の毎月の生理周期に合わせて基礎体温がどのように変化しているか、把握していることと思います。

一般的に基礎体温は、

・生理開始~排卵日まで(14日間)⇒低温期

・排卵後~次の生理まで(14日間)⇒高温期

になります。

生理前症状として「お腹が痛い」「だるい」「イライラする」「眠い」などの症状が現れるときは高温期の時です。

高温期が2週間ほど続いたのち、体温が下がり始めると生理が始まります。

しかし、妊娠していた場合は、体温が下がらず高温期が続きます。

つまり「高温期が3週間続く」場合は、妊娠の可能性があるということです。

「高温期が3週間続く=生理予定日から1週間ほど生理が遅れている」ということなので、この時点で初めて妊娠を疑う方もいらっしゃると思います。

この時期になると、妊娠検査薬で判断できるようになります。

このように、妊娠初期症状と生理前症状の違いを知るには、基礎体温の状態を見ればわかるのです。

妊娠初期症状?「体温が高い」って何度くらい?

妊娠すると、高温期が続くのはご紹介した通りです。

では、高温期とは、何度くらいのことを言うのでしょうか?

一般的に、低温期と高温期の差は「0.3度~0.5度」と言われています。

低温期が36度台前半の方でしたら、高温期になると36度後半~37度になります。

しかし、もともと基礎体温が低い方もいれば高い方もいらっしゃいますので、「○度以上が高温期」とはっきり断定することはできません。

例えば

・高温期のときは37度まで上がる

・高温期でも36.7度くらいで、37度まで上がらない

・低温期が35度台なので、高温期でも36.5度くらい

というように、みなさんバラバラです。

中には、高温期が36.0度くらいの方もいらっしゃいますので、高温期かどうかを知るには「○度以上になるか」ではなく、「ご自身の低温期と比べて体温が上がっているか」が重要です。

もし「高温期が長いかも?」というのであれば、赤ちゃんの生育に欠かせない葉酸を早いうちから摂取しておくと安心ですね。

また、基礎体温は、朝目覚めたときの体温であり、日中の体温とは異なります。

日中は、活動内容によって体温が左右されますので、朝より日中の体温が下がっていることもありえます。

日中の体温で、妊娠か生理前かを判断することはできません。

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妊娠初期症状でも体温が上がらないこともある?

妊娠が成立すると、妊娠を継続するためのホルモンが分泌されるため、基礎体温が高い状態が続きます。

そのため、生理予定日になっても、体温が下がりません。

しかし、「高温期のはずなのに、それほど体温が上がらない(汗)」と感じている方もいらっしゃるのです。

「高温期でも体温が上がらない」というのは、次のようなケースです。

・もともと体温が低いとき

「高温期=37度まで上がる」と思い込んでいませんか?

先ほどもご紹介したように、基礎体温には個人差が大きいので、36度代前半でも高温期に当たる方もいらっしゃいます。

もともと体温が低い方の場合、ご自身で低温期と感じているだけで、実際は高温期だったということもあります。

ご自身の基礎体温を基準に、少しでも体温が上がっているかどうかを考えてみましょう。

・体調や環境の変化

基礎体温は、体調、気分、環境によって変化するそうです。

基礎体温を測る時間が普段とずれていた、昨晩夜更かししてしまった、生活リズムが乱れていた、気温差が激しい(季節の変わり目など)によっても、基礎体温が乱れることがあります。

・基礎体温計の測定ミス

基礎体温計がうまく舌の裏に当てられてないと、正しく測定できないことがあります。

基礎体温は寝起きで測るため、私はよく、二度寝してしまったために測定のタイミングがずれてしまったり、寝ぼけて基礎体温計が口からずれてエラーになっていた、なんてことがよくありました。

・自然流産

たとえ、高温期が続いていたいたとしても、妊婦さんのうちの10~15%は早期流産(妊娠12週くらいまで)すると言われています。

残念なことですが、早期流産はママの力では防ぎようがありません。

流産すると、女性ホルモンの分泌が減少するため、基礎体温が下がります。

・着床のタイミング

高温期が続いていても、あるとき急に体温が下がるときがあります。

これは「着床したタイミング」と考えられています。

高温期に入ってから1週間程度で、体温が下がった場合は、着床したサインかもしれません。

着床した際に体温が下がるのは「1~2日」程度です。

もし体温が下がって3日以上そのままであれば、低温期に入った(妊娠初期症状ではない)ことになります。

このように、基礎体温には個人差が大きいため、「体温が低いから妊娠していない」とは言い切れません。

「低温期なのに、生理が来ない」と思ったら、「実は妊娠していた」という方もいらっしゃいます。

また、生理周期がバラバラだったり、高温期と低温期が2層にはっきり分かれていない方の場合は、基礎体温だけで妊娠初期症状かどうかを判断するのは難しいケースもあるかと思います。

基礎体温だけで一喜一憂しないで下さいね。

妊娠初期症状は強い眠気が起こる?

生理周期や平熱には、個人差が大きくあります。

誰もが皆、理想的な高温期と低温期の2層に分かれているということはありえません。

そのため、基礎体温だけで「妊娠した」と判断できる方もいらっしゃれば、基礎体温だけではなかなか判断できない方もいらっしゃるでしょう。

基礎体温以外の妊娠初期症状の中に、「強い眠気」があります。

この眠気は、ただの疲れや寝不足による眠気ではなく「いくら寝ても寝足りない」「たくさん寝ても、まだまだ眠たい」「いくらでも眠れる」というような強烈な眠気です。

この眠気の原因も、妊娠が成立したことによる女性ホルモンの影響です。

眠いときは、我慢せず昼寝をするなど、可能な限り寝てください。

お仕事などで寝れない方は、ガムなどを噛んで眠気を乗り越えるしかありませんが、夜はできるだけ早く寝るようにしましょう。

その異常な眠気は、つわりが始まっているサインかもしれませんよ!

(「眠りつわりの対処法は?」に関連記事を書いています。)

まとめ

私はもともと基礎体温を測っていなかったのですが、普段から生理前になると37度くらい体温が上がっていたので、朝起きたときの「暑さ」で自分が高温期だと知ることができました。

そのため、「朝の暑さ」が長過ぎると気付き、すぐに妊娠を疑いました。

私のように明らかに微熱が続くときは妊娠初期症状だとわかりやすいのですが、平熱の低い方や、高温期と低温期の差が小さい方の場合は、妊娠初期症状かどうかわかりにくいと思います。

そのため、基礎体温だけで妊娠かどうかを判別するのではなく、その他の症状と合わせて判断してみて下さい。

妊娠初期症状には、微熱や眠気以外に、鼻水、咳、頭痛といった風邪のような症状や、胸の張り、腹痛、味覚の変化などもあります。

そのため、妊娠のサインは、ほかの症状と総合的に判断しなければなりません。

妊娠の疑いがある場合は、結果が明らかになるまでは、薬、たばこ、お酒を控えて下さいね。

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