妊娠糖尿病で入院したくない!入院になる基準は?

妊娠中は、血糖値が高くなりやいのをご存知ですか?

そのため、妊娠糖尿病になったのはあなたのせいではありませんし、妊娠糖尿病を予防することもできません。

しかし、妊娠中の高血糖は、母体だけでなくお腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があるため、妊娠糖尿病と診断されたからには、母としてしっかり血糖値のコントロールをしていく必要があります。

妊娠糖尿病と診断された場合、まずは食生活の見直しや、血糖値を上げにくい食品などについて指導を受けると思います。

そして、自宅での食事で血糖値のコントロールがうまくいかない場合、入院となることがあります。

入院すると自由な時間が減ってしまいますし、上のお子さんがいらっしゃる方は入院したくないというのが本音ですよね?

今回は「入院となる血糖値の目安」や「気になる入院期間と入院費用」についてご紹介していきます。

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妊娠糖尿病で入院となる血糖値の基準は?

妊娠糖尿病と診断されたら、病院から「入院して下さい」と言われることがあるかと思います。

入院だなんて、「そんなに悪いのかしら・・・」と不安になりますよね?

また、自宅で食事や運動を行っても血糖値が改善されない場合も、入院を進められることがあります。

妊娠糖尿病で入院する場合は2つのケースがあり、入院を勧められる際の血糖値の基準値はこちらです。

<教育入院>

教育入院とは、妊娠糖尿病について勉強するための入院です。

これまで糖尿病とは縁がなかった方にとって、糖尿病についての知識は、ほぼゼロに等しいわけですから、病気について知っておく必要があります。

そのため、

・妊娠糖尿病について

・血糖値について

・血糖値を上げる食べ物、下げる食べ方

・妊娠糖尿病の母体へのリスク

・妊娠糖尿病の赤ちゃんへのリスク

・妊娠糖尿病の合併症

・血糖値測定器具の使い方

など、妊娠糖尿病がどんな病気であるのか、どうやって付き合っていけばいいいのかをしっかり学ぶために入院します。

妊娠糖尿病と診断され、教育入院が必要となる血糖値の基準はどれくらいなのでしょうか?

妊娠糖尿病の入院基準は、75gブドウ糖負荷検査を行った場合、下記2つ以上に当てはまると入院となります。

・空腹時血糖値 100以上

・1時間ご血糖値 180以上

・2時間後血糖値 150以上

教育入院期間の間に、しっかりと妊娠糖尿病について学び、退院後は自宅で過ごせるようにしたいものですね。

<治療入院>

自宅での食生活で血糖値のコントロールができない場合や、検査後の結果が正常値より大きく離れている場合(血糖値200前後)、入院となります。

この場合、病院食で経過を観察したり、インシュリン治療を開始するなど、治療目的の入院です。

インシュリンの自己注射ができるようになり、血糖値がコントロールできるようになってくれば退院できます。

(「妊娠中の血糖値の数値が高い!120は危険?」に関連記事を書いています。)

妊娠糖尿病で入院したくないのなら?

妊娠糖尿病になったからといって、必ずしも入院しなければならないということではありません。

要は、血糖値のコントロールができていればいいのです。

毎日、自己測定器で血糖値を測り、毎日決まった時間に食事を取り、血糖値が上がりにくい食事をし、インスリンの自己注射ができる・・・そうすれば、入院する必要はありません。

ちょっと面倒ではありますが、入院せずに、自宅で血糖値コントロールを続けている方は、たくさんいらっしゃいますよ。 

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妊娠糖尿病の入院期間は?

妊娠糖尿病で入院した場合、どれくらいの入院期間になるのでしょうか?

教育入院の場合は、平均して「3日間程度」です。

血糖値の変化を継続的に観察する検査入院の場合は、「1週間~10日間」ほど入院することもあります。

血糖値がなかなか下がらない方や、出産予定日が近い方の場合は退院せずそのままお産を迎えることもありますので「1~2ヶ月」ほど入院される方もいらっしゃいます。

入院期間は、血糖値の値や妊娠週数によって異なります。

妊娠糖尿病の入院費用は?

妊娠糖尿病で入院したら、「入院費用が高いのではないか」「治療費はどれくらいかかるのだろう」と気になりますよね?

妊娠糖尿病で入院した場合、健康保険が適用されます。

そのため、3割の自己負担だとすると、妊娠糖尿病で1~2週間入院した場合の平均的な自己負担の入院費は「10万円前後」が多いようです。

ただ、入院費は病院によっても異なりますので、中には「5万円程度で済んだ」という方もいらっしゃれば、「30万ほどかかった!」という方もいらっしゃいます。

妊娠糖尿病の検査費用についても保険が適用されるので、自己負担額は3000円ほどで済むことが一般的です。

まとめ

妊娠糖尿病で入院となったら、自由もきかないですし、症状が悪いのではないか、と心配ですよね?

なるべくなら、自宅で血糖値のコントロールができればいいのですが、血糖値をコントロールするための食事を作るのは、とても大変なことだと思います。

食材選び、量、味付けにいたるまで、妊娠糖尿病向けの食事を管理するのは、手間がかかるでしょう。

自分の食事と家族の食事が別の場合は、2パターンの食事を作らなければなりません。

そんな大変な思いをするのであれば、入院したほうがラッキーかもしれませんよ!

入院すれば、プロの栄養士が食事を作ってくれますので、血糖値を気にせず食べることができます。

病院食のメニューや味の濃度などを覚えれば、退院後、役に立つでしょう。

入院したおかげで「妊娠中の体重増加を防げた!」という方もいらしゃいます。

妊娠糖尿病で入院したら、がっかりせず、今より健康になれることが期待できますよ!

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