よだれつわりの原因と対策とは?

妊娠初期に見られるつわり。

その中に一つに「よだれつわり」、別名「唾液過多症」というものがあります。

私も、第二子、第三子の妊娠中、経験しました。

このよだれつわりは、食べつわりや吐きつわりと違って、認知度が低いようです。

周りに言っても「え?よだれ?」という反応で、この苦しみを理解してもらえず、本当に辛かったことを覚えています。

よだれつわりになる妊婦さんは少数派かもしれませんが、よだれつわりで苦しんでいる人がいるのは事実です。

妊婦さんを悩ませる「よだれつわりの原因と対処法」をご紹介します。

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よだれつわりとは?

よだれつわりとは、多量の唾液が出てくるつわりです。

唾液の量が「少し多い」レベルなら、何とか飲み込むこともできますが、ほとんどの場合、唾液の量がものすごく多くなるために、唾液を飲み込むことが困難になります。

唾液が口の中に溜まることで吐き気を催したり、逆に、吐き気があることで唾液の量が増えることもあります。

唾液の味が苦く感じたり、ネバネバした唾液になるなど、唾液の質が変化することもあります。

よだれつわりは、吐きつわりや食べつわりを伴うことが多いようです。

また、よだれつわりの時期は、ほかのつわりと比べて長引く人が多いようです。

よだれつわりの原因は?

よだれつわりの原因は何でしょうか?

つわり自体の原因が解明されていないので、残念ながら、よだれつわりの原因もはっきり特定することはできません。

現時点で、よだれつわりの原因は、次のように推測されています。

★水毒

「水毒」とは、漢方医学の言葉です。

水毒とは「体内に余分な水分が溜まり、うまく排出されないことが原因で起こるさまざまな症状」のことです。

体内の水分とは「水」だけでなく「体液」も含まれます。

現代の、8~9割の女性が「水毒」であると言われているうえ、さらに妊娠中は、消化機能が低下して水分の代謝機能が悪くなります。

妊娠中の唾液過多は、この「体内の余計な水分を排出する働き」ではないか、と考えられています。

★ストレスホルモン

妊娠中にストレスを感じると、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。

このコルチゾールが、唾液の分泌異常を引き起こしていると言われています。

★ビタミンB6不足

つわりの症状を和らげるのに、ビタミンB6が効果的だと言われています。

また、ストレスホルモンを減らすには、セロトニン(幸せホルモン)を増やすことが大切です。

ビタミンB6が不足すると、セロトニンが作られなくなり、その結果、唾液の分泌異常を引き起こす可能性があります。

(「つわりの食事メニューに必要なビタミンは?」に関連記事を書いています。)

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よだれつわりを軽減するには?

よだれつわりを少しでも軽減するために、どうしたらいいでしょうか?

その対処法はこちらです。

★水分の代謝を促す

水分の代謝を良くするために、体を温めましょう。

汗をかいたり、尿の回数を増やしたり、便秘を改善することが大切です。

体を温めると血行がよくなり、全身の代謝が上がるので、水分の代謝機能も上がります。

つわりのときは、どうしても冷たいものや口当たりのいいものが食べたくなりますが、アイスクリームや氷などは唾液を増やす原因となります。

のどが渇いたときは、冷たい飲み物を一気に飲むのではなく、温かいお茶をゆっくり飲みましょう。

水分の排出を促し、体を温める作用のあるお茶なら、よだれつわりの軽減に役立つかもしれません。

★ビタミンB6の含まれた食品を食べる

ビタミンB6は、つわりに効果が期待できるそうです。

サプリメントではなく、できるだけ食品から摂取しましょう。

ビタミンB6は、バナナやとうもろこし、ごま、赤身の魚、肉などに多く含まれています。

つわりの時は、食べられるものが限られますので、無理はしないで下さいね。

よだれつわりの対処法は?

よだれが増えても飲み込めるのなら、問題ありません。

飴やガムを食べて、対処できるのであれば、スッキリするクール系の飴やガムを食べたり、はみがきやマウスウォッシュをした後は、少し症状が治まるという人もいます。

よだれの量が多すぎて、飲み込むことができない場合は「吐き出す」しかありません。

持ち運びしやすいことから、空のペットボトルを利用する人が、多いようです。

洗面器や、タオルやティッシュを利用する人もいます。

よだれつわりは精神的にも辛くなってくるので、「吐き出し方」をマスターしたら、気長に付き合って行きましょう。

まとめ

私もよだれつわりを経験しました。

私の場合は、吐きつわりや食べつわりも同時だったので、ものすごく辛かったです。

吐きつわりと重なったときは、トイレに行って口を開けたとたん、よだれが流れ出てきました。

食べつわりと重なったときは、食事の合間でも、よだれを吐き出していました。

私も飴やガムを試しましたが、ただ「味のついたよだれが増えだけ」で、まずくて飲み込めないし、効果ありませんでした。

何をやっても効果がなく、周りにも同じような症状の人がいなくて「どうして自分だけ…」と気が滅入りましたよ。

そう思いながらも、唾液の量はどんどん増えて行くので、何とかしなくてはなりません。

私は、吐き出し用に、ペットボトルではなく、「アルミ缶」を使ってました。

よく、コーヒーに使われている、蓋つきのアルミ缶です。

アルミ缶の方が、ペットボトルより、飲み口が大きいので吐き出しやすく、そのまま持ち歩いても中身が見えないので便利でした。

また、よだれを吐き出すたびに、アルミ缶についたコーヒーの香りがするので、よだれのニオイも気になりませんでした。

ただ、よだれつわりで唇が荒れてくると、唇がアルミ缶にひっつくことがあります。

すると唇が更に荒れてしまう原因になりますので、アルミ缶を使うなら、こまめにリップクリームを塗るようにして下さいね。

朝、目覚めたときから、夜、眠りに落ちるまで、よだれを吐かなくてならないのは、本当にしんどいものです。

ふとんに入ってからも、よだれを吐くために、いちいち体を起こさなければなくて、ふとんに入ってから寝付くまでも、リラックスできませんでした。

私は何をしてもよだれつわりに効果はありませんでしたが、唯一、効果が感じられたのが、温かい飲み物でした。

ほんの一瞬ですが、温かい飲み物を飲んだ後は、唾液の量が落ち着くのです。

ほんの30秒くらいですが…。

逆に、冷たいものを飲むと、直後にどわーっと唾液が湧いて来ました。

そう考えると「水毒説」は間違っていないのかもしれません。

よだれつわりを改善するには「時間の経過」を待つしかありません。

どんなに長くても、10か月間です。

うまく付き合っていく方法を考えて行きましょう!

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