妊娠初期のつわりの一つである「よだれつわり」。
認知度の少ない地味なつわりですが、その苦しさはトップクラスです。
(「よだれつわりの原因と対策とは?」で関連記事を書いています。)
よだれつわりは昔からあったはずなのに、産婦人科の医師や看護婦に辛さを訴えても、本気で取り合ってもらえなかったという人も!?
この辛さをわかってもらえなくて、人知れず泣いている妊婦さんもいるのです!
この苦しいよだれつわりは、いつまで続くのか、調べてみました。
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よだれつわりはいつからいつまで?
吐きつわりや食べつわり、においつわりなど、一般的なつわりは、早い人で妊娠5週目くらいから症状が出始めます。
(「妊娠初期の食べつわり!いつからいつまで?」や「吐きつわりはいつまで続く?」に関連記事を書いています。)
このようなつわりの症状が出始めてから、あるとき「唾液の量が多くなった?」と感じたり、やっとつわりの症状が治まって来たと思ったら、よだれつわりが始まったという方もいます。
「食べつわりが終わる頃から、悪化した」
「吐きつわりが治まったと同時に、始まった」
このように、妊娠5週目から「すぐによだれつわりが始まる」こともありますが、吐きつわりや食べつわりの最中に「よだれつわりが加わる」というケースが多いようです。
後から加わる分、よだれつわりの開始時期は遅めですが、その分終わるのも遅い傾向にあります。
また、よだれつわりは、通常のつわりより長く続く傾向があるようです。
「妊娠5か月までには治まった」
という人もいれば
「妊娠6か月がピークだった」
という人もいます。
吐きつわりや食べつわりは、妊娠中期に入る16週くらいに治まってくることが多いのですが、よだれつわりは妊娠中期後半の25週くらいまで残る人もいます。
中には
「臨月まで続いた」
「出産前がピークだった」
という人もいます。
このように個人差はありますが、一般的なつわりよりも「よだれつわりの期間は長い」と思っておいたほうがよさそうです。
よだれつわりの終わり方は?
よだれつわりって、どのように終わるのでしょうか?
妊娠中期や後期に入って、よだれつわりが終わる方は
「徐々に唾液の量が減って行った」
「完全に無くなることはなかったけど、唾液の量が少なくなったので吐き出さなくて済むようになった」
と、少しずつよだれつわりが終わっていくようです。
逆に、出産まで続いた方は
「産んだ瞬間になくなった!」
「出産後、半日経ったら、ぴたっと止まった!」
という方が多く、出産を境に、突然よだれつわりが終わるようです。
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よだれつわりは脱水に注意?
つわりの時期は、吐き気や嘔吐の症状があると、思うように水分が取れなくなります。
食事の量が減ると、食事から摂取する水分も減ってしまいます。
つわりの時期は、普段よりも水分が不足しがちになるうえ、更によだれつわりで水分が唾液として排出されると、脱水症状になる可能性があります。
肌や唇が乾燥したり、尿の量が減った場合は、脱水の可能性がありますので、医師に相談しましょう。
まとめ
私のよだれつわりは、妊娠初期から始まりました。
食べつわりから始まり、吐きつわりに変わり、その後よだれつわりが加わりました。
吐きつわりは妊娠中期に入ったある朝、起きたらピタっとなくなっていたのですが、よだれつわりはなかなか治まりませんでした。
私は、飴やガムはよだれが余計に増えるので、効果がありませんでしたが、食事をしているときは、食べ物と一緒に唾液が飲み込めたので、食事の時間が唯一の救いの時間でした。
と言っても、最初の一口を入れる直前まで唾液を吐き、食事の合間も吐き出していましたが…。
私は上の子のお世話もあったのですが、子供に話かけられても常に口の中が唾液でいっぱいだったので、すぐに返答できなくて、会話もろくにできませんでした。
常に、唾液を吐き出すためのアルミ缶を持ち歩かねばならず、人目も気になって、外出もあまりせず、ママ友との交流も一時的に減りました。
一番辛いのが、スーパーや公園で、たまたま近所の人や知り合いと会ったときです。
不意に話しかけられたりあいさつされても、口の中が唾液でいっぱいなためすぐに返事ができず、あいさつも会釈しかできなかったりしたので、「感じの悪い人」という印象を与えてしまったのではないか、と気になったりしました。
買い物中も、お店の中にアルミ缶を持ち込んでいるため「店内飲食禁止」の看板がやたらに目に付いたりして、周りの目がとても気になりました。
そんな私のよだれつわりは、妊娠9か月まで続きました。
私の場合は、ある日「ん?今日はよだれが少ないかも?飲み込める!」となったのです!
日に日に唾液の量が減って来た感じでした。
出産まで続くと思っていたので「分娩中はどうすればいいんだろう?」と不安でしたが、出産前ギリギリでよだれつわりがなくなり、ホッとしたのを覚えています。
よだれつわりの方の中には、分娩の最中も唾液を吐いている人もいるそうなので、そういう人に比べれば、私はいい方だと思います。
いずれにせよ、よだれつわりは長く続くことが多いです。
「いつまで続くのだろう?」と不安になると毎日が辛いので、「出産までは仕方がない」と開き直ると、少し気持ちが軽くなるかもしれません!
あとは、好きな雑誌を眺めたり、テレビに夢中になったり、ネットサーフィンするなど、何かに夢中になっていると、唾液の量は減りませんが、辛さは忘れられます!
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